変化と挑戦が不可能を可能に
チャレンジし続ける
カルチャーを大切に、さらにいいループを

市川 陽

CyberZ

執行役員/COO

2008年にサイバーエージェント入社、インターネット広告事業本部配属。2009年に株式会社CyberZへ出向し、2012年にはスマートデバイスアドテクノロジー事業管轄取締役に就任。2016年スマートフォン広告代理事業管轄取締役就任を経て2019年常務取締役へ就任。現在は執行役員とCOOとして同社全体を率いる。

QUESTION 01これまでのCyberZでの経歴について教えてください

CyberZへは立ち上げから参画しました。立ち上げ当初は営業をしつつも、いわゆるベンチャー企業という形でクリエイティブや経理回りまで全ての業務を行っていました。

創業2年目が終わる2011年の2月に会社がスマートフォン広告事業に業態変更をしたタイミングからは、アプリ広告市場の市場シェア拡大に向けて「F.O.X」という広告効果測定ツールサービスの責任者としてエンジニア組織の立ち上げを行いました。当時黎明期だったスマホ広告市場にはまだ効果計測できるものがなく、「F.O.X」の成長がスマホ広告事業の発展に大きくつながると考えて、参入を決意しました。結果として国内No.1シェアを獲得することができ、CA全体のスマホ広告市場のシェア拡大に大きく貢献できたと思っています。

また海外でのツール展開に併せて各国の海外事業の立上にも携わりました。
その後、メディア事業、MD事業、縦読み漫画、その他新規事業の立ち上げ及び代理店事業の責任者などに携わり、現在のCOO就任に致至ります。

QUESTION 02COOに就任されて、改めてどういう組織を目指していきたいと考えますか

CyberZの強みは立ち上げ当初から変わらず「変化と挑戦」をしていくカルチャーと、それを支えていく優秀な社員にあると考えています。
ガラケーの代理店からスマホ広告代理店への業態変更、アドテク事業や海外市場への参入、eスポーツ事業やIP事業など、本当に多くの挑戦をしながら組織も業績も大きく成長することが出来てきています。
弊社の行動規範であるCode of Conductに「不可能を可能にすることこそ価値を生む」というものがありますが、CyberZの歴史は誰もが実現不可能だと思うようなことに全社員で立ち向かい、成し遂げることで作られてきました。
変化を恐れず挑戦をしていくことで組織も個人も成長し、さらに大きなチャレンジが出来るという、CyberZの良いループを今後も更に加速していきたいと思っています。

そのためにCOOとしてやっていきたいことは、意志決定の場への巻き込みです。
これまで経営層がやってきた意志決定をもっと現場に近いメンバーができれば、さらに挑戦できる機会が広がるし、私自身は更に大きな意志決定に時間を使うことが出来るようになります。
CyberZには大きなチャレンジを望んで入社してきてくれる社員も多いので、積極的に権限移譲をして巻き込んでいきたいです。

また、組織がチャレンジし続けているのは着実に業績を伸ばし続けていられるからこそで、そこのバランスを間違えると組織の良いスパイラルが崩れてしまいます。山内社長が今までそのバランスを取り続けてくれていましたが、今後は私がそこの責務を担っていく意識で進めていきたいと考えています。

QUESTION 03メンバーとコミュニケーションをとる上で意識していること

出来る限りメンバー自身に意志決定をしてもらうこと、考えてもらうことを意識しています。
以前は細かく設計して、これをやってとお願いして、それを私が管理するということやっていましたが、それでは個人も組織も成長していかないと強く感じたのです。自分で考えて、自分で決めていくことで疑似的な意志決定の場に巻き込むことが出来ると考えているので、自分自身の答えは持ちつつも、可能な限りメンバーの意志決定を尊重することを意識しています。しかし、やるべきことをシンプルにしてあげることや、やらないことを決めることなど、メンバー自身ではなかなか意志決定しにくい部分にはしっかりと介入し、働きやすい環境を整えてあげられるようにしています。

また、業務だけだと関わるメンバーがどうしても一部に偏りがちなので、サブプロジェクト等にも積極的に関わるようにしています。朝会や締め会など社内の活性化、「先送り撲滅会議」など弊社独自の重要会議、新規議案のプロジェクトなど、様々な会社の行事に若手や中途入社のメンバーを巻き込み、一緒に考えてもらう場を作るようにしています。
関わったことがなかった社員の人柄を知れたり、若手メンバーとも気軽に関われたりするのでとても貴重な機会です。
立場上普段は関わりが少なくても活躍しているメンバーはたくさんいて、どんどんそういう社員と接点もっていきたいですし、経営としての考えも伝えていきたいので、自ら積極的に参加するようにしています。

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