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【内定者×社員インタビュー】文さんに聞く!イベント制作会社CyberEの組織風土とCyberZ 広告代理事業部とのシナジーに迫る

CyberZでは「事業と人を知る」という目的で、内定者アルバイトが社員にインタビューする企画を実施しています。今回は、イベント制作会社の株式会社CyberE(※)やCyberZの広告代理事業の事業内容や組織風土について、2024年度内定者の八木さんが文さんにインタビューを実施いたしました。

■プロフィール
文 晟新(ムン ソンシン)
スマートフォン向けゲーム会社にて韓国事業のマーケティングを担当した後、2014年に株式会社CyberZに中途入社。入社後は、代理店事業のアカウントプランナーとして国内大手ゲーム会社を担当し、2015年4月に韓国支社の立ち上げを行い、約4年間韓国支社の代表として韓国、台湾、香港、タイなどアジア圏のインバウンド、アウトバウンドのマーケティング戦略立案と実行を支援。そして2019年3月、株式会社CyberEの代表取締社長に就任。現在は、CyberE代表に加え、CyberZ 広告代理事業部 部長も兼任しながらクライアントのマーケティング支援に携わる。

文(ムン)さんのお仕事について

Q1. 改めて、文さんの今のお仕事を教えてください。

文:CyberEの代表取締役社長とCyberZの広告代理事業部 ゲーム管轄と非ゲーム管轄の部長を務めています。CyberEでは2018年にeスポーツイベントの受託事業からスタートして、今はエンタメ領域全般の制作をおこなっていますが、私はそのCyberEの代表取締役社長としてその経営・マネジメントを行っています。また、CyberZ広告代理事業部では主にアプリとウェブのクライアントに対してマーケティング支援をしており、今はこの二つの事業を管轄しています。

八木:二つの事業の経営・マネジメントを兼任されているのですね!ゲーム分野という共通点があるのですか。

文:ゲーム分野として共通している部分もありますが、ゲーム以外にもマッチングアプリや他メディアなども私の管轄内です。様々な分野でのマーケティング全般のプロモーション支援を行っており、広告配信やSNSのバズり企画、イベント制作、広告動画の作成等、幅広い施策を提案することで、お客様のマーケティング上の課題を解決する仕事、というところが共通点ですね。

Q2. CyberE代表取締役社長と代理店ゲーム事業部部長を兼務されているとのことですが、これらの両立で掛け合わせによって生まれるシナジーがあるのでしょうか。

文:共通のお客様も多いので、広告だけでなくイベント領域も見ていることで、お客様のマーケティング課題解決方法の幅が広がるというのがあります。また、組織作りの観点においては、広告代理事業部のメンバーとイベント制作のメンバーでは組織目標や行っていることが異なるがゆえに、それぞれ持っているスキルセットも違うんですよね。だからこそ、二つの事業をマネジメントしていく上で、組織を越えてスキルセットのシェアや組織課題のシェアを行なえるということは両方のマネジメントを担わせていただいている上でとても良いシナジーが生まれていると思います。

八木:広告とイベント制作、違う分野でもお客様の課題を解決するという一つのゴールにおいて、それぞれが持っているスキルの補い合いができるのですね。

CyberEについて

Q1. 改めて、 CyberEの主な事業内容について教えてください。

文:CyberEでは、eスポーツイベントの受託事業からスタートをして、今ではエンタメ領域全般のイベント制作事業を行っています。eスポーツイベントの企画・運営・制作や、サイバーエージェント興行本部のイベント実制作も行っており、サイバーエージェントグループ唯一のイベント制作会社になります。

Q2. CyberEの事業体制について教えてください。

文:CyberEの事業は大きく分けるとイベント受託事業と興行事業に分かれるのですが、組織の体制としてはラインを引いていないものの、基本的にCyberEのイベント受託事業を私が見ていて、サイバーエージェント興行本部のイベント制作に関わる分掌を「RAGE」総合プロデューサーでもある大友さんが見ています。これらのイベント制作における制作/ディレクター陣に関しては受託も興行も関係なくフレキシブルにリソースを調整しています。

八木:イベント制作に携わっているメンバーは受託事業、興行事業両方の制作を担っているのですね。

文:そうですね。イベント制作という分野においては受託事業だけですとどうしてもメンバーの業務がルーティン化・マンネリ化してしまうことがあります。エンタメ領域の幅広いジャンルで、ファンの方々の熱量が高いIPを、面白く痺れるような興行イベントに創り上げていく過程は制作チームにとって良い刺激になっていると思います。

八木:eスポーツエンターテインメントである「RAGE」のイベント制作とは分かれているのですか。

文:そうですね。「RAGE」はCyberZ、テレビ朝日株式会社、エイベックス・エンタテインメント株式会社の3社協業で行っている事業なので、「RAGE」のイベント制作は切り離した組織体制になります。

Q3. 2024年に入りましたが、2023年のCyberEの一番のトピックスは何でしたか?

文:eスポーツのイベント制作領域で売上・営業利益No.1に成長したことが一番のトピックスです。創業して去年が5期目になるのですが、ずっとNo.1を目指してきました。昨年は30〜40件のイベントを制作し、その一つひとつの積み重ねがeスポーツイベント制作でのNo.1取得に繋がりました。

CyberEの今後について

Q1. CyberEの今後の展望について教えてください。

文:元々eスポーツからスタートした事業でしたが、去年からそのほかのエンタメ領域に参入を果たしました。YouTuberのコムドットさんが総合プロデュースを務めた東京ドームでの『Creator Dream Fes ~produced by Com.~』の制作や『ゲーム実況者 加藤純一 presents 配信者ハイパーゲーム大会 』の制作を行いました。昨年まではeスポーツのイベント制作のイメージが凄く強かったのですが、「エンタメ領域全体のイベント制作といえばCyberE」といったブランディングを拡げ、挑戦の幅を大きくしていきたいと思っています。

Q2. 2024年のCyberEはどのようなことを目指していくのでしょうか。

文:昨年東京ドームでのイベント制作をおこないましたが、今すでに同じような大型のイベントを幾つか進めています。また、eスポーツ領域に関しては競技性の高い物だけでなく、加藤純一 presents『 配信者ハイパーゲーム大会 』然り、様々な形でのゲームイベントの制作を予定しています。売上や営業利益目標もアグレッシブな組織になってきているので、高い目標を掲げて事業領域を広げていくことを目指していきます。

CyberEの組織について

Q1. CyberEで求める「人物像」は何ですか。

文:「変化にしなやかに対応できる人」「周りから信頼される人」「異常なほどのコンテンツ愛、執着を持った人」の3つが求める人物像ですね。イベント業界は変化が本当に激しい業界なので、その変化に対応できることは求められてきますし、大きいプロジェクトを動かすために巻き込んでいく範囲が広いので、その推進ができたり信頼できる人であるかどうかは重要になってきます。また、去年からエンタメ領域に参入したので、コンテンツ愛や執着が強いこと、それも異常なほどの…という方には楽しい環境かと思います。個人的には尖っている人が大好きです(笑)

八木:私もVTuberやゲームといったコンテンツが大好きなので、そこに対する執着は持っていたいと思います!異常なほどのコンテンツ愛はとても素敵ですね。「変化にしなやかに対応できる人」「信頼される人」はどんな人か詳しくお聞きしたいです!

文:「変化にしなやかに対応できる人」に関しては、常にアンテナを張って、どこがトレンドなのか、外してはいけない潮目を意識して動ける人ですね。先ほど変化が激しい業界だと話しましたが、本当に3、4年前まで流行っていたコンテンツが今は全然人気がなかったり、消えてしまっていたりしますし、市場自体も伸びているのでどんどん人やコンテンツが増えている…そこに常にアンテナを張れるかどうかは大切です。
「周りから信頼される人」はサイバーエージェントの「素直でいいひと」採用にまさに通じてくるのですが、嘘をつかないことや誠実さ、裏切らないとかがやっぱり結果的に信頼されると思います。仕事をする上でそういったところで信頼を積み重ねている人に仕事が集まりますね。

Q2. 新卒や中途で入る方にとってのCyberEの魅力を教えていただきたいです。

文:市場自体が本当にダイナミックに伸びていますし、サイバーエージェント全体でもエンタメ領域にかなり注力しているので、ど真ん中になりやすいというのは一つの魅力だと思います。注力領域のど真ん中にいると世の中でまだ誰も成し遂げたことはないものを成し遂げるチャンスがある。それは成長する上でもとても大事なポイントだと思うので、その環境があるというのは凄く良いことだと思います。また、組織自体がまだまだ出来上がっていないので、勢いがあって成果に貪欲な若手は幹部などのポジションにも上がることができる、そういった面でもチャンスがありすぎる組織ですね。

Q3. 文さんから見た、CyberEチームの雰囲気を教えてください。

文:オンとオフの切り替えができるプロフェッショナルな組織です。制作マンが多いからか、普段は凄く和やかなのですが、大きなイベント、大きなチームを動かすには現場での緊張感がとても大切で、時にはピリッとする場面もあるんですが、イベント終わりの打ち上げではまたすごく和やかで…オンとオフの切り替えがキッチリできる方が多くてプロフェッショナルなチームだなと、そんな雰囲気があると思います。

八木:メリハリがしっかりされているんですね。

文:そうですね。人としては変化を楽しんでいける、チャレンジングな人が多い印象ですね。

インタビューを終えて…
八木:今回、長期アルバイトの内定者として、CyberEと広告代理事業部について文さんに直接伺う貴重な機会をいただきました。実際、私自身もVTuberやeスポーツ、ゲーム配信といったコンテンツが大好きなので、そのコンテンツ愛とそこへの執着は誰にも負けずに持ち続けよう!その上で「変化に対応できる人」「信頼される人」であるために、常にアンテナを張ることをやめず、誠実に仕事に向き合おう!と改めて思いました。また、文さんが仰っていた、「伸びている市場のど真ん中にいると、世の中でまだ誰も成し遂げたことはないものを成し遂げるチャンスがある」ということにとてもワクワクしました!
今回のインタビューを快く引き受けてくださった文さん、撮影等様々な場面で協力して下さった沢山の社員の皆さん、ありがとうございました!

(※)株式会社CyberEについて
CyberEは、CyberZの関連会社。2018年12月に設立し、これまで国内外の多種多様なeスポーツイベント/アーティスト・音楽イベント、行政イベント、エンタメ興行の制作をおこなってまいりました。国内最大級のeスポーツイベント「RAGE(レイジ)」の企画・運営・制作や、サイバーエージェント興行本部のイベント実制作もおこなう、サイバーエージェントグループ唯一のイベント制作会社です。
CyberZ・CyberEの中途採用 募集職種一覧はこちらからご確認ください。
CyberE HP: https://www.cybere.co.jp/

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