RAGEは2022年、さらなる躍進を遂げ日本を代表する eスポーツイベント/大会へと成長。Z社内・eスポーツ業界でも大きな注目を得ました。
そんな「RAGE」の事業やチームについて、23卒内定者が執行役員・RAGE総合ディレクターの大友真吾さんにインタビューを実施させていただきました。
大友 真吾(おおとも しんご)
CyberZ執行役員。2022年現在、eスポーツはじめとしたイベント事業担当役員としてRAGE総合プロデューサーを務める。
川端 望友(かわばた みゆ)
23卒CA内定者。CyberZ/RAGEにて長期アルバイト中。仕事でも趣味でもゲームに携わり続けている。
▼インタビュー内容
① RAGEの事業・チームについて
② 今年のRAGEについて
③ RAGE/eスポーツ業界で活躍するには
④ RAGE社員について
▼RAGEの事業・チームについて
Q1. RAGEの主な事業について、改めて教えてください。
大友:RAGEは、主にeスポーツの大会/リーグ運営、eスポーツイベントの主催をおこなっています。
大型のオフラインイベント、プロリーグ、オンラインのリーグ戦、大規模賞金の一般向け大会など、eスポーツ興行ブランドRAGEを中心とした多様なイベントを企画しています。
写真:RAGE Shadowverse 2022 Summer GRAND FINALS
写真:RAGE Apex Legends 2022 Summer
Q2.大友さんの主なお仕事と、RAGEチームの事業体制もぜひお伺いしたいです。
大友:イベント事業の担当役員としてサイバーエージェントグループの様々な事業に携わっていて、RAGEについては立ち上げから総合プロデューサーとして戦略立案/方針決めから体制整備や事業・イベントにおける意思決定などをおこなっています。RAGEチームの事業体制は現在、株式会社CyberZ、エイベックス・エンタテインメント株式会社、株式会社テレビ朝日の3社協業で運営しています。CyberZチームとしては営業職・プロデューサー職・ディレクター制作・クリエイター職・管理職の主に4つに分かれていて、それぞれが3社で連携して一つのイベントを作り上げています。
▼今年のRAGEについて
Q1. ずばり2022年一番のRAGEのトピックスは何でしたか?
大友:大規模興行イベントの開催、ですね。イベント規制が緩和されたコロナ明けに大規模イベントをRAGEでやる、という目標がもともとあって、それをオフライン会場で万単位の観客数で達成できたことは何よりも大きかったですね。
写真:RAGE VALORANT 2022 Spring
Q2. そんな2022年の活動の中で、大友さんが印象に残っている出来事はありますか?
大友:それこそ上記のオフラインイベントの先駆けとなった「RAGE VALORANT 2022 Spring(※1)」の開催にはけっこうなドラマがありましたね。実はもともと別のイベントを企画していたものの中止になってしまって…。
川端:そうなんですか!初耳でした…
大友:せっかくいいタイミングで大きな会場を抑えていたので、ただ中止にしてしまうのは機会の損失だと思って。
CyberZのカルチャーの一つでもある「ピンチをチャンスにする」マインドの元、チームの皆でまったく新しいイベントを企画し実現しました。
それが春のイベントの成功とその後のオフラインイベントの盛り上がりにつながったな、と思っています。
川端:5月のイベントは私も参加しましたが、大盛り上がりでしたよね。「RAGE VALORANT 2022 Spring」終了時、大友さんによる第二弾イベント「RAGE VALORANT 2022 Autumn」の開催発表をされたときのことも、よく覚えています。さらに盛り上がりましたよね。
写真:RAGE VALORANT 2022 Spring
▼RAGE/eスポーツ業界で活躍するには
Q1.大友さんから見た、今と今後のeスポーツ業界について教えてください。
大友:今のeスポーツ業界は、コロナ禍のピークを乗り越えたことで大きな転換期に来ていると思います。eスポーツ関連の上場企業が現れたり、プロチームZETA DIVISION(※2)のように世界大会で好成績を出すチームの活躍もあり、盛り上がってきていることは間違いないでしょう。
6月のRiot Games主催「VCT Challengers Japan 2022 Playoffs Final(※3)」の大会では、さいたまスーパーアリーナで有料チケットが即完売。この速度で会場が埋まるのはエンタメ業界からみてもレアで、ついにeスポーツ後進国といわれてきた日本が先進国に近づいてきた証拠だと思います。
写真:VCT Challengers Japan 2022 Playoffs Final
川端:数々のTwitterトレンド入りや配信の再生数が100万を突破するなど、世間でも注目を浴びていますね。
大友:今後としては2022年の成果を軸に、興行イベントの拡大や興行以外の周辺領域にも力を入れていきたいですね。RAGEが日本のeスポーツの新たなエコシステムを形成していくことができれば、今後のeスポーツ市場の発展に繋がると思います。その使命を持って取り組んでいきたいです。
Q2.そんな日本eスポーツ業界の最先端ともいえるRAGEですが、RAGEが求める「人物像」を教えてください!
大友:eスポーツおよびゲームそのものが大好きな人はもちろん嬉しいし、活躍する場はあると思います。でもゲームに詳しくない、経験がない人もぜひ来てほしいなと思います。ゲームに詳しいかどうかは最重要ではないと思っています。
どちらかというとeスポーツ事業そのものがまだまだ立ち上げ期なので、自分が作ったプロジェクトが今後の業界のスタンダードになるかもしれない領域で、新たなビジネスを生みだしてみたい若者は大歓迎です。そうして大きな裁量を得たり、若いうちから事業責任者になりたいような事業系の人材も求めています。
▼RAGE社員について
Q1.事業部的にゲーム好きな方は多いですが、大友さん自身はゲームはされますか?
大友:自分はチームのみんなほどゲーマーじゃないですね(笑)。それこそさきほどの人物像でいうと後者のタイプです。でもリリースからShadowverseは今でもずっとプレイしてるし、バトロワ/FPS系のゲームも他の社員に教わりながら遊んでみることもあります。
川端:大友さん、RAGE内でShadowverseが一番強いという噂もお伺いしました(笑)。自分もアルバイトをしてみて思いますが、皆さんゲームでもゲーム以外でも仲が良いですよね。
大友:事業部の飲み会や日々の交流だけでなく、ゲーム好きな社員たちで遊んだり、最近では社内大会まで開いたりしますね。
Q2.最後に、大友さんからみたチーム全体の雰囲気などを教えてください。
大友:チームの雰囲気を一言でいうと「大人の文化祭」みたいな雰囲気かな。イベント当日の為に誰もが全力で頑張っていて、時にしんどくてもそれを乗り越えて行くガッツがあります。自分も最初に開催したeスポーツイベントでお客さんが喜んでいる顔を目の当たりにして、初めて仕事を通じて鳥肌が立つ経験をしました。
イベントに参加してくださったお客さんが喜ぶ顔をみるために「いいものを作ろう」という姿勢を誰もが持っているから、一体感も強いしハードな環境でも一切妥協せずいいイベントを作りあげられているんだと思います。
インタビューを終えて…
川端:今回、内定者として気になっていた事柄を、大友さんに直接お伺いできる素敵な機会が実現しました。
大友さんのおっしゃっていたeスポーツ事業の盛り上がりは私自身、現場で直接体感しました。CyberZのイベント事業部ではゲーム好きの側面に限らず自分の過去の経験が活かせることも多く、裁量権のある仕事を責任感を持って楽しく働くことができました。
今回のインタビューでの大友さんの言葉を受け、今後も成長事業を自ら作り上げていく姿勢を忘れずに励もう、と思いました。
また今回インタビューを快く引き受けてくださった大友さんをはじめ、様々な場面で積極的に協力してくださる社員さんが多く、学びの多い日々を内定者アルバイトとして過ごさせていただきました。ありがとうございました。
写真:Riot Games One※4 現場にて
いかがでしたでしょうか。
RAGEは今後も日本のeスポーツ業界を牽引する事業部作りを目指すと同時に、共に働き活躍するメンバーを募集しています!
興味のある方はぜひ、ご連絡ください。
CyberZ採用ページ:https://cyber-z.co.jp/recruit/interview_otomo
RAGE公式ウェブサイト:https://rage-esports.jp/
※1: RAGE VALORANTとは、合同会社ライアットゲームズのFPSゲーム「VALORANT」の興行イベント。主催・運営をRAGEが担当。東京ガーデンシアターにて2日間にわたり開催された。公式サイト:https://valorant.rage-esports.jp/2022/spring/
※2: 日本のeスポーツプロチーム。2022年、VALORANTの公式世界大会にて3位という好成績を残し、大きな話題をよんだ。
※3:正式名称は「VALORANT Championship Tour」 。VALORANTの公式大会。2022年6月、国内代表チームを決める準決勝・決勝大会が、RAGE運営の元さいたまスーパーアリーナで2日間にわたり開催された。
※4:合同会社ライアットゲームズ主催の初オンライン・オフライン融合ゲームイベント。一部イベントの運営・制作をRAGEが担当した。