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日本初!国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」のVR開催が実現~総合プロデューサー大友が描く「V-RAGE」の未来像とは~

CyberZ、エイベックス・エンタテインメント、テレビ朝日が運営する、国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」では、2020年3月に日本初のVR施設でのeスポーツ大会を開催しました。バーチャル空間で全く新しいeスポーツを体験できるほか、M-1グランプリ2019の王者「ミルクボーイ」がオリジナルネタを披露するVR漫才や、人気ストリーマーの「もこう・つるおか(かものはし)」のVR配信などの企画も実施しました。
そんな「V-RAGE」に関して、「RAGE」総合プロデューサーで、CyberZ取締役の大友 真吾さんにお話を伺いました。


■大友 真吾
中央大学卒業後、2007年度サイバーエージェントへ入社。インターネット広告事業本部配属となり、翌年マネージャーに昇格。2009年より株式会社CyberZ立ち上げメンバーとして、取締役に就任し、営業担当役員を経て、現在はeスポーツ事業管轄 取締役として、RAGE総合プロデューサーや「PLAYHERA JAPAN」代表取締役社長を務める。

Q1.これまで「RAGE」のグランドファイナルはオフラインで大規模に実施していたかと思いますが、今回初めてVR開催に踏み切った背景を教えてください。

大友:V-RAGE構想は「新たなeスポーツの観戦体験を創る」を目的に、昨年(2019年)秋頃から着手したプロダクトで、当時VRと聞くと、専用のVRデバイスやPCじゃないと見れないという印象がありましたが、クラスター社がモバイル版を開発していたことを知り、今回の「V-RAGE」の開発に踏み切りました。
当初リリースは春先を予定しておりましたが、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を鑑みて、無観客試合という判断をせざるを得なくなり、楽しみにしていたお客様のためにも、なんとか「V-RAGE」のリリースを前倒してオンラインでも楽しい観戦を提供したいという思いで、今回のβ版でのリリースを決めました。

Q2.「V-RAGE」のコンセプトはどのようなものだったのでしょうか?こだわったポイントなどがあれば教えてください。

大友:「新たなeスポーツの観戦体験を創る」というコンセプトのもと開発しました。日本はまだeスポーツ観戦文化が根付いておらず、その分大きな伸び代があるというのが現状ですが、どうやってまだeスポーツ観戦をしたことがない人に、eスポーツ観戦のきっかけをつくってあげられるか、そう考えた時にできてきたアイディアが「V-RAGE」でした。
eスポーツ専用のVR施設は、この「V-RAGE」が日本で初めてですし、VR観戦自体もまだまだ発展途上の中での開催でしたので、どんなユーザー体験を提供できるかが、非常に重要だと考えました。

現状まだβ版ですのでやりたいことの半分もできていな状況ですが、今回こだわったポイントは、モバイルでゲームを操作する感覚で観戦できるという点と、「RAGE」の本会場にいるかのような臨場感で”周りの人と一緒に”eスポーツを観戦できるという部分です。

具体的には、ユーザーのコメントが吹き出しで自分のアバターの上に表示されるようにして、隣で見ている人同士で会話を楽しめるようにしたり、固有のサーバーに友達を招待して、一緒に観戦できるような仕組みを用意したりしました。また、試合の勝敗と連動してスタジアム内のカラーが変わったり、会場内に花火が打ちあがったりなど、バーチャル空間ならではの盛り上がりを表現する演出も盛り込みました。
今大人気のミルクボーイさんもお呼びして、本大会用に作っていただいたオリジナルネタをV-RAGE内で披露して頂くなど、新たなエンターテインメントを楽しみながらみんなでeスポーツ観戦も楽しんで頂くきっかけにはなったのかなと思っております。

Q3.来場者や選手からの反応はいかがでしたか?

大友:「V-RAGE」内でアンケート調査を行なったところ、約80%の方に従来のeスポーツ観戦と比べて新しい体験ができたとの回答をいただきましたので、改善点はたくさんありますが、コンセプトに沿うものをご提供できたかなという一定の手応えを感じています。

クラスター社の力をお借りして、本当に誰でも簡単に「V-RAGE」の会場に来ていただけるような仕組みになっていたので、遠方の方や、会場に行くのはちょっと…という方など、普段RAGE会場に足を運ぶのが難しい方にも気軽に参加して頂けたのかなと思います。「V-RAGE」にご出演いただいた演者の方々にも「すごく楽しかった」「未来を感じた」などの言葉を頂けてよかったですね。

Q4.「V-RAGE」の今後の展望を教えてください。

大友:今はまだβ版ですが、今年の夏秋頃にかけて、さらに進化したバージョンをリリース予定です。アバターのカスタマイズや独自のエモートやモーションなど、今までeスポーツを観戦してこなかった層にもコミュニティとして楽しんでもらえるサービスにしていきたいと思っており、「V-RAGE」を通じてeスポーツの観戦文化が広く普及していくことに期待しています。

ありがとうございました!

【関連情報】

・今回の「V-RAGE」のイベントレポートはこちらからご確認ください

・参考:CyberZのeスポーツ事業について

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