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年代問わず、頼れるプロがひしめくイベントの現場 〜多様なキャリアで奮闘する3名の中途入社メンバーに密着インタビュー!〜

「サイバーエージェントグループ=若手中心の自由闊達な会社」。そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。

たしかに、若手の挑戦を後押しする文化がサイバーエージェントグループにはあります。
しかし、その挑戦を現場で支え、伴走するのは、実は30~40代以降のベテラン社員たち。年齢も、キャリアのバックグラウンドも、得意分野も異なる“プロ”たちが、それぞれの強みを持ち寄り、対等に語り合いながら、ひとつの作品を形にしていく現場です。

eスポーツを中心に立ち上げたイベント事業では、ゲーム関連だけでなく、音楽イベントや行政イベントなど様々なジャンルにおけるエンタメ興行の制作を通じた業界活性化や、IPビジネスの最大化にも努めていており、「やれること」はますます広がっています。中途採用によって転職してきたメンバーたちの共通点は、「これまでの経験を活かしながら、もう一歩先へ進みたかった」という想い。
不安もあったし、大きな挑戦でもあった。でも、ここには“年齢では測れない価値”をちゃんと見てくれる風土があります。

「もう一度、前線で腕を振るいたい」「好きな領域で、もっと大きな挑戦がしたい」
そんな想いで中途入社した3名の社員に、入社前の経歴から、入社後の気持ちの変化などを伺ってきました。

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▼メンバープロフィール

小泉さん
2002年、大学卒業後に広告代理店にてコンシューマーゲームをはじめ、草創期のオンラインゲームプロモーションを多数担当。大手広告代理店、SP会社に転職後も一貫してゲーム関連のプロモーションや全国規模のゲーム大会の制作を担当。その後、事業会社を経て、2016年CyberZに入社。
RAGE vol,1からイベントディレクターとして、大会企画、競技運営、配信を担当。
2018年、CyberEの設立時に参加。
現在はシニアプランナーとして、様々なeスポーツタイトルの大会制作やゲームプロモーションを担当。


深田さん
イベント制作会社にて15年、企業イベントを中心に国内外のイベント制作業務に従事。
新製品発表会やプレス向けイベント、セミナーやカンファレンス、屋外でのコンシューマーイベントなど幅広いイベントジャンルを経験。
業務内容ではクライアントフロント業務から企画、制作業務全般、運営まで幅広く担当。
2024年7月CyberZからCyberEへ入社。現在はオフラインイベントを中心に担当。


吉川さん
2018年新卒でイベント制作会社に入社。企業イベントの制作業務を担当し、カンファレンスやコンベンション等を担当。
2023年12月にCyberZへ入社。ゲームイベントやファンミーティングイベント等オフラインイベントを中心に担当。

ーーまずはシニアプランナーの小泉さんにお話しを伺います。これまでのキャリアについて教えていただけますか。
小泉:私は広告・イベント業界にて、これまで10年以上のキャリアを積んでまいりました。最初は小規模な広告代理店にてスタートし、その後は大手代理店を経て、事業会社にも在籍した経験があります。職種としては、営業、制作、プロモーション領域のプロデューサーを兼務してまいりました。
特に、初期からゲーム業界との関わりが深く、オンラインゲームが日本に普及し始めた頃より、各種ゲームタイトルのプロモーションに従事しておりました。媒体出稿からイベント制作、全国大会の運営まで、幅広く関わっております。ここ10年ほどは、より密接にゲーム案件に携わっており、キャリアの核となります。

ーー転職して、CyberZに参画された理由を教えてください。
小泉:もともとゲーム業界やエンターテインメント分野に強い興味を持っており、事業会社からの転職を機に、自らの経験が活かせる環境を改めて模索しておりました。ちょうどその頃に今の会社が立ち上がるタイミングと重なり、ゲーム・エンタメ領域で自分の強みを直接反映できる場所として、自然な流れで参画に至りました。

ーーこれまでで特に印象に残っているお仕事はありますか。
小泉:CyberZにてeスポーツ事業「RAGE」を立ち上げた初期のプロジェクトが非常に印象深いです。2018年から2019年にかけて行った大型大会では、海外顧客との調整、トラブル対応、現場対応、SNS面でのリスク対応まで、非常に多くの要素が詰まっておりました。
また、コロナ禍など厳しい状況下でも、現場力や誠実なイベント運営が評価を得ており、仕事を続ける意欲につながっています。

ーーCyberZの組織風土について、どう感じていらっしゃいますか。
小泉:年齢や性別に関係なく、常に新しいことに挑戦する姿勢が評価される文化が根付いています。私自身、現場での仕事に強い愛着を持っていますが、そのような志向も尊重されている点が大きな魅力です。
求められるレベルは決して低くありませんが、それが日々の刺激となり、成長につながっている実感があります。自分としては、マネジメントよりも第一線で活動を続けたいという意志があり、それを理解してくれる会社だと感じています。

ーーどのような方と一緒に働きたいと感じていますか。
小泉:2つの軸があります。一つは、イベントやプロモーションの経験を活かし、即戦力として活躍できる方。そしてもう一つは、未経験であっても「やり遂げたい」「挑戦したい」という強い意志のある方です。
若手でも、やるべきことに真摯に向き合えるタイプの方ならば、十分に活躍できる環境だと思いますし、逆に年齢を重ねた方々にとっても、これまでの経験を活かせるフィールドがあります。

ーー最後に、これから応募を検討される方へのメッセージをお願いします。
小泉:ときにサイバーエージェントグループは若手が多く活躍する会社だと思われがちですが、実際には経験ある中堅・ベテラン層の存在が、日々組織と若手を支えています。私自身、30代後半でCyberZに入社しましたし、現在も40代以上で第一線に立っている社員も多数在籍しています。

若手の成長ももちろん重要ですが、それを支える経験豊かな人材の力こそが、現在の組織にとって必要不可欠です。もし年齢を理由に遠慮することがあるならば、自信と覚悟をもって飛び込み、経験を活かして組織を支える存在に、ぜひなっていただきたいと思います。

小泉さんが語ってくれたのは、年齢や立場を問わず“現場に立ち挑戦を続けること”の価値でした。

一方で、違う立場から同じようにこの環境の可能性を感じているのが、2024年に入社した深田さんです。
イベント業界で15年のキャリアを築いたのち、「エンタメの最前線に身を置きたい」と思い切って飛び込んだ深田さん。

経験を活かすだけでなく、自ら新ジャンルに挑むこと──

一線の現場で腕を振るい続ける小泉さんが語ったように、「経験に年齢制限はない」。
ではその“経験”を持ちながら、まったく新しいジャンルに挑むことは、実際どうなのか?
安定したポジションを離れ、なぜ今、エンタメの世界へ踏み出したのか。
そこには、「経験があるからこそ、挑戦する意味がある」という思いがありました。

ーー続いて深田さんにお話しを伺っていきたいと思います。まずはご経歴について教えていただけますか。
深田:私は約15年間、イベント制作会社にて企業向けの展示会や発表会、カンファレンスなど、さまざまな企業イベントを制作してまいりました。エンターテインメント系のイベント、特にBtoC向けの興行系イベントに強く関心を持っており、現在所属しているCyberEは制作会社としては2社目です。

ーー転職の決め手となったポイントは何でしたか。
深田:前職では管理職も任され、自らマネジメントする立場にありましたが、新しい知識を得て、自分がやったことのないジャンルに挑戦したいという思いが強くありました。特にエンタメ分野に深く関わってみたい気持ちがあり、この会社に参画しました。

ーー入社後に印象に残っている業務はありますか。
深田:入社直後に手掛けた海外イベントが非常に印象に残っております。タイでのイベントでしたが、従来の経験が十分に活かせた一方、新しいノウハウを学ぶ機会も多く、自信とやりがいの両方を感じました。

ーー会社の文化で良いなと感じる点は何でしょうか。
深田:特に「チャレンジを歓迎する風土」が良い点だと思います。未経験の領域にも意欲さえあれば積極的に関わらせてもらえる文化があり、自分自身も実際に入社して感じた通りでした。また、チーム間・部署間の横のつながりも強く、一体感を持ってイベントを作り上げていく雰囲気があります。

ーータイでのイベント以外に、印象に残っているプロジェクトはありますか。
深田:大阪・関西万博関連の大型案件に関われたことです。展示ブースからステージまでトータルで手掛け、社会的にも注目度の高いプロジェクトであったため、メディア露出も多く、自らの仕事が世間に認知される実感を得られました。

ーーチームの構成や雰囲気について教えてください。
深田:現在は受託案件の制作チームに所属しており、メンバーは4名です。しかし部署の枠に縛られず、意欲やスケジュールに応じてクロスして案件に携わっています。知識を共有し合い、若手からベテランまでフラットに意見交換できる環境が整っています。

ーー最後に、今後一緒に働きたい人物像を教えてください。
深田:どんな状況でも「楽しむ」姿勢を持ち、ポジティブに取り組める方と一緒に働きたいです。イベント制作は大変なことも多いですが、振り返れば楽しかったと思えるような、前向きな気持ちをもった方にぴったりの職場です。

なので、「楽しいイベントを自ら手がけたいと思う方は、ぜひ応募してください!自分の提案したアイデアが実現できる環境ですので、多くの方にチャレンジしていただきたいです。

深田さんが語るように、「変化を前向きに捉え、自身の裁量で動ける環境」に惹かれてCyberZに飛び込んだ例は少なくありません。続いてご紹介する吉川さんもまた、異なるキャリアバックグラウンドを経て、この場所で成長の実感を得ている一人です。
CyberZで“変化を楽しむ”キャリアを歩んでいる吉川さんにもお話を伺ってみました。

ーーまずは、吉川さんのこれまでのキャリアについて教えていただけますか。
吉川:私は現在、CyberZに入社して1年半ほど経ちました。この会社は私にとって2社目で、1社目は2018年に新卒で入社したイベント会社でした。そこでは主に企業向けのインナーイベントやインセンティブ付きの表彰式、製品発表会、パーティーなどの企画・運営を担当していました。
しかし、パブリック向けのイベントやエンタメ性の高いイベントにも携わりたくなり、CyberZに転職したのが現在の経歴です。

ーー転職先としてCyberZを選んだ決め手は何でしたか。
吉川:eスポーツの成長性に着目していたことが大きいです。当時「RAGE」を前面に打ち出した採用活動をしており、新しい領域に挑戦する会社だと感じました。イベント業界全体では体質が保守的な会社が多い中で、CyberZは柔軟かつ挑戦的な姿勢が強く印象に残りました。
また、ホームページで掲げているビジョンと面接官の言葉にブレがなかったことも信頼につながり、入社の決め手となりました。

ーー転職活動で重視していたものは何でしょうか。
吉川:仕事内容と、自分にどれくらいの決裁権が与えられるかという点を重要視していました。前職では決裁権があまりなく、成長意欲を満たすには守りの姿勢が強すぎると感じていました。その点、CyberZでは自分のキャパシティを超えるような挑戦機会も与えてくれると感じ、魅力を感じました。

ーー実際に働いてみて、入社前とのギャップなどはありましたか。
吉川:大きなギャップはなく、希望していたエンタメ系イベントを担当できていることがありがたいです。自分がやってみたいと伝えた領域に、上司がしっかり覚えて提案してくれる文化があり、自分の意思を尊重してくれる点にやりがいを感じています。

ーーチームや会社の雰囲気について教えてください。
吉川:上下関係がフラットで、若手の意見も尊重する文化があります。頭ごなしに否定することなく、人として尊重し合える関係性が築かれていると感じています。
また、他者のネガティブな面よりもポジティブな面を見る価値観が浸透しており、人間的にも温かみを感じる人が多いです。チーム全体の雰囲気も良く、よく会話を交わしながら、より良いイベントづくりに取り組んでいます。

ーーこれまでで印象に残ったプロジェクトはありますか。
吉川:「超超超超ゲーマーズ2」というイベントが印象に残っています。今夏に行われた2回目の開催では運営に携わらせていただき、来場者の熱意やファンの思いを肌で感じることができました。
特にさいたまスーパーアリーナのような大規模会場での開催に携われたことは、自分にとって誇り深い経験となりました。

ーー現在のチームの雰囲気について詳しく教えてください。
吉川:私の所属するチームはチーム単位での案件進行が多く、気軽に意見を言い合える雰囲気があります。セクションを越えた関与や提案も活発で、お互いの案件を良くしていこうという意識が共有されています。年齢層は30〜40代が中心で、男性が多いチームですが、良いバランスで円滑なコミュニケーションが取れています。

ーー女性として働く中で感じることや強みはありますか。
吉川:女性目線の重要性を感じる機会が増えています。特にファンイベントなどでは、女性の繊細な視点が重宝される場面が多く、「こういう時、女性はどう感じる?」と意見を求められることも増えてきました。イベント制作チームでは女性の人数自体は少ないですが、家庭を持つ男性社員が多く、理解や配慮があるため、性別に関する不安は少ないです。

ーーどのような方に入社してほしいと考えていますか。
吉川:やはり人柄を重視しています。明るくて信頼できる、「一緒に働きたい」と思えるかどうかが大切です。能力云々よりも、人として誠実であることを大切にしています。また、業界経験や年齢にとらわれず、自分の可能性を信じて挑戦しようと思える人にぜひ来ていただきたいです。

挑戦に必要なのは、完璧な経歴でも、特別なスキルでもない。
自分の経験をどう活かしたいか、どんな未来を描きたいか──そのことを今回のインタビューでは伺えました。

▼一緒に働くメンバーを募集中!
現在CyberZ・今回ご紹介したCyberEのイベント制作事業では、一緒に働くメンバーを募集しています。ご興味がある方はぜひお気軽にお問合せください。

募集要項はこちら
https://hrmos.co/pages/cyberagent-group/jobs?category=1956331747762868224

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