CyberZでは社員の平均年齢が31.9歳となり、働きながら家庭と両立させているパパ社員・ママ社員が年々増え、積極的に育休を取得する男性も増えてまいりました。今回はCyberZで働く4人のパパの仕事観・家庭観についてインタビューしました。
深見一平
2006年にCyberAgentに入社。広告事業本部で営業を担当後、2012年6月にCyberZに出向。CyberZ USA、CyberZ Singaporeの立ち上げを行い現在CyberZ広告代理事業で局長として従事。2015年に第一子誕生し、2018年に第二子が誕生。
青木淑晃
2006年CyberAgentに入社。広告事業本部・ゲーム事業に携わりCyberZに出向。OPENREC事業部・Vtuber事業を経験後、現在広告代理事業の局長として従事。2013年の10月に第一子が誕生し、2016年の9月に第二子が誕生。
横山公貴
2009年にCyberAgentに入社。CyberZ広告代理事業、広告運用コンサルタント、CyberZ USA・クリエイティブ局の立ち上げを行い、現在OPENREC事業部でチーフプランナーとして従事。2021年7月に第一子が誕生。
梶谷直人
テレビ業界でアシスタントディレクターとして2年番組制作に従事後、放送作家として7年間経験。2015年にCyberZに入社。 代理店事業の企画チーム、OPENREC事業部で番組制作業務を担当。現在はCyberEでディレクターとして従事。2020年の12月に双子が誕生。
ーーー育休取得した時期ときっかけを教えてください。
横山さん:
2021年7月〜8月の間で1ヶ月半いただきました。第一子の誕生でしたがコロナ禍で、あまり両親を頼れなかったということがあり2人体制での育児が必須になると感じていました。自分は仕事人間のため、育休を取らないと仕事をしてしまうのではないかという妻の不安もあり取得する流れになりました。
また、自分の周りの男性は育休を取得している人が多く、「育休を取る事って普通なのか!」と自分の中でハードルが下がっていたこともきっかけの1つにあると感じています。
梶谷さん:
2021年の1月から3月の3ヶ月間いただきました。双子ということが分かり、物理的に2人体制での育児が必要であったということが大きな理由でした。また、妻から渡された本「産後クライシス/内田 明香 (著), 坪井 健人 (著)」を読み、「これは育休取らなくては…」と思ったことも後押しのきっかけになったと思います(笑)
ーーー育休中キャリアや仕事のことは気になりませんでしたか?
横山さん:
3ヶ月前からチームには育休を取る旨を伝えており、引き継ぎに関してもかなり準備していたので仕事での問題はほとんどありませんでした。引き継ぎを担当してくれていた方がサポートしてくださったこともあり、育児に集中できたと思います。周りの理解とサポートがあったので問題なく復帰できました。
梶谷さん:
私は準備をしたというよりも、「双子で大変なので育休を取ります!」と宣言して周りに協力してもらっていました。前もって共有していたおかげで、周りが仕事をかなり巻き取ってくれたと思います。育休中は仕事の連絡がピタッと止まって、とても配慮してもらっていることを感じました。最初の方は仕事が気になることもありましたが、全く問題なく思い切り育休を取れました。
また、上司の皆さんからは、「育休で長期あけることによるキャリアの心配はいらないから」とお声がけいただき、素敵な会社だなと実感しましたね。
ーーーこどもの誕生によって仕事に対する考え方の変化はありましたか?
深見さん:
大きくは変わりませんが、未来を考えて仕事をするようになったと思います。こどもが産まれる前までは、20年後やそれ以降の社会のことを考えていませんでしたが、「このサービスやプロダクトを通して、こどもや孫が生きる未来はどうなっていくのだろう」という視点が加わったと感じています。仕事への取り組みというよりかは、自分の今の仕事で何を残してあげられるかという観点が増えました。
青木さん:
自分が仕事を通して培った経験から、こどもにアドバイスできることがあればいいなと思っています。そのために苦労も含め色々なことにチャレンジして経験値を増やしたいです。また、「お父さんかっこいい!」と思われるような仕事を無意識に選んでいる気がします(笑)
思考の変化でいうと、こどもの誕生はダイレクトにモチベーションに繋がる出来事でした。家にこどもがいると、疲れて仕事から帰ってきた時の癒しにもなりますし、「よし、明日も頑張るか」という気持ちになります。こどもが家族に加わることで、家庭が明るくなり良いことがたくさんありました。
横山さん:
育児に割く時間が増えたので、仕事の効率を考えるようになりました。物理的に作業時間が減る中で、短時間でタスクをどうこなすかを意識しています。また、青木さんのお話にもあったように、こどもに誇れる仕事をしたいと思っています。そういった点で間違いなく仕事のモチベーションに繋がっていると感じます。
梶谷さん:
仕事脳から頭を切り替えないと育児はできないので、スイッチの切り替えは意識していますし、徐々にできるようになってきたと感じています。退勤後はこどもと向き合う、という切り替えのタイミングを自分の中で作っているので、仕事において「この時間までには必ず終わらせる」と自分で尻叩きできるようになってきたと思います。
ーーーこどもが産まれてから大変だったエピソードなどはありますか?
深見さん:
仕事を切り上げて急いで帰るくらいの出来事は中々ないと思いますが、こどもが産まれてからは、怪我や病気などですぐに家に帰らなければいけない状況が増えました。また、こどもは毎日新しいアジェンダを持って帰ってきてくれるというか…(笑)毎日が緊急会議で、どう対処するか頭を悩ませることが多いです。大変ではありますが、楽しい瞬間でもありますね。
また少し話はそれますが、妻の人生を考える時間が増えました。妻は、家族の世話をするためだけに生きている訳ではないので、どういう状態が彼女にとって幸せなのか、そのために自分がサポートできることはあるのか常に考えています。自分の人生だけでなく、家族の人生に関して考えるようになりました。
青木さん:
私も深見さんと同じで、常に予期せぬ事件が発生します…(笑)ちょっと面白かったのが、息子がお笑い担当をしているらしく漫才をしているという噂を聞いて…私も妻も前に出るタイプではなかったので、誰に似たんだと話題になりました(笑)毎日予想だにしないことをもってくる分、面白くはあります。こどもが2人いると毎日兄妹喧嘩しているのは大変ですね…(笑)
また、妻との育児への意識の違いを合わせることは大変でした。日頃の気遣いはいつまで経っても大切ですし、私もまだまだ勉強中です。お互いの折り合いをどうつけるかはいつまでも課題になってくると思います。
横山さん:
うちの場合はようやく1歳になるのですが、単純にとても元気がいいです(笑)毎朝6時半に起きるので朝の9時の時点で体力の20%くらいが削られる感覚です。仕事においては、こどもを理由に仕事を任せてしまうことがあり少し気を遣う瞬間があります。こどもがいなかった時は、他の人からこどもの関係で依頼があったときに、嫌な気持ちは少しもしなかったですが、「そんなに大変なんだ…」と感じていました。これに関しては本当に経験しないと分からないので難しいところだなと思います。
梶谷さん:
育児はどんなに段取りしていてもなかなか上手くいかないです。どれだけ綿密に準備をしていても予想外なことは起こってきますし、それによって仕事を調整しなくてはいけない時は少し大変だと感じることもあります。ただ、それ以上に幸せだと感じることのほうが多いですが(笑)
ーーーCyberZの福利厚生制度は活用しましたか?
深見さん:
もちろん活用しています!最高です!CyberZではこどもの誕生日にキッズホリデイという特別休暇を付与されて、いくつかのプランの中からプレゼントが選べるのですが、私はディズニーチケットを選びましたね。平日に行くディズニーはこどもも大喜びです。また、会社として公的に付与されるので、社内がみてもクライアントがみても全員笑顔になるシステムなのではないかなと思います。
青木さん:
2人子供がいるので年に2回キッズホリデイが貰えるのはとても嬉しいです。また、役員からの手紙や会社からのメッセージや贈り物をいただけて、妻もとても喜んでいました。ちなみに私の家族と深見さんファミリーで一緒にディズニーに行ったこともありましたね!
梶谷さん:
キッズ在宅という制度があるので子供が熱を出したときなどは積極的に利用させてもらっています。急に熱を出したりして病児保育の受け入れ先が見つからず、ほかの預け先が見つからないことが多いので、この制度はとても助かりますね。
ーーー若手世代に伝えたいメッセージをお願いします!
深見さん:
改めてCyberZは世にある課題に対して常に目を向けている会社で、代表山内も新しいことにどんどん取り組んでみようという気持ちがとても強いです。こどもが産まれても安心な環境というのは、ある意味自分次第なところはありますが、会社からできるようなサポートや取り組みに関して先進的に導入したいと思っているので、安心して結婚やこどもを産める環境なのではないかなと思います。
青木さん:
深見さんのおっしゃる通りですね。社会的にも男性の育休が取りやすくなってきているので、育児しながら働きやすいと感じています。こどもがいることで仕事も頑張れる、会社もサポートしてくれるのでポジティブなことしかないと思います!
横山さん:
こどもが産まれたらと不安になる時もありましたが、会社のサポートのおかげで両立できていると感じていますし、こどもとの時間を作れています。若手の皆さんは迷わず結婚と育児を楽しんでほしいなと思います!
梶谷さん:
子育てを楽しめる素晴らしい会社だと思います。こどもが産まれた際に周りが手放しで「おめでとう!」と言ってくれるこの環境は幸せだなと感じています。
写真撮影:長谷川 悠太
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