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【Interview】ゲーム業界、不動産業界から広告代理店へ!~中途入社社員の活躍の裏側にあるCyberZの取り組みや文化にせまる~

2009年に設立し15年目を迎えたCyberZでは、社員の半数以上を中途入社社員が占めています。異業界・異業種から転職してきたメンバーも多い中で、中途入社社員の活躍の裏側にはどのような組織風土や取り組みがあるのでしょうか?

今回は中途入社後、1年でマネージャーに昇格し、中途入社社員の活躍・活性化を目的とした取り組み「MiddleZ(ミドルズ)」の責任者を務める福田さんと、関連会社CyberEの代表でありながら、CyberZ広告代理事業部の部長も務める文さんにお話を伺います。

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■登場社員プロフィール

CyberZ 広告代理事業部 部長/CyberE 代表取締役社長 文 晟新(むん そんしん)
2014年に株式会社CyberZに中途入社。広告代理店事業部で営業として国内大手ゲーム会社を担当。2015年には韓国支社を立ち上げ、支社の代表として韓国、台湾、香港、タイなどアジア圏のインバウンド、アウトバウンドのマーケティング戦略立案と実行を支援。2019年3月には、株式会社CyberEの代表取締役社長に就任。現在は、CyberE代表に加え、CyberZ 広告代理事業部 部長も兼任しながらクライアントのマーケティング支援に携わる。


CyberZ 広告代理事業部 マネージャー 福田 貴一
2022年にCyberZに中途入社。広告代理事業部の営業として非ゲームを中心とした大型アプリクライアントを担当し、2023年にはマネージャーに昇格。中途入社社員の活性化を目的とした組織「MiddleZ(ミドルズ)」の責任者も務める。
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ーーー福田さんのCyberZ入社前のキャリアと、CyberZ入社後のお仕事について教えてください。

福田:
前職は4年ほど不動産業界で注文住宅の営業をしておりました。
土日には住宅展示場で接客を行っていたので、今の仕事とは業務内容も、働き方も大きく異なってましたね。

CyberZに入社後は、広告代理事業部の営業に配属され、主にニュースアプリのクライアントを担当しておりました。入社から1年後には営業マネージャーに昇進させていただき、現在はチームのメンバーの育成・管理にも携わっております。
入社して約2年半が経ちましたが、現在はニュースアプリのみならず、人材系サービスや、ゲームのクライアントも担当しています。

ーーー全く違う業界からの転職ということですが、CyberZへの入社を決めたのはどのような理由からだったのでしょうか?

福田:
前職で営業としてのキャリアを積むうちに、メンバーの育成やマネジメントに興味を持つようになっていましたが、業界の特性上10年、15年という単位で経験を積まないと管理職にはなれないという組織風土があったので、新たな領域で挑戦したいという思いから転職を考え始めました。
CyberZでは、若いうちからそういった経験ができるチャンスがあると感じ、年齢や年次、新卒・中途に関係なく挑戦を応援する文化にも魅力を感じて入社を決めました。

ーーー続いて文さんにお伺いします。文さんはCyberEの代表でもあり、広告代理事業部の部長でもあるということですが、今のキャリアに至るまでの経緯を教えていただけますか?

文:
CyberZに中途入社以来、本当に様々な挑戦の機会をいただいてます。

私のCyberZでのキャリアは、広告代理事業部からスタートしたのですが、翌年には「先送り撲滅会議」(※1)で決議された韓国支社の立ち上げに抜擢いただき、そこから台湾及び東南アジア領域の開拓を任せていただきました。
また、2019年には、eスポーツの波が来ると世界で話題になっているさなか、日本国内ではかなり早い段階でeスポーツに特化したマーケティング会社(※立ち上げ当時の業態)CyberEを立ち上げました。CyberEに関しては、初速は好調でスタートするも、コロナ禍でオフラインでのイベントができない時期が続き、事業の主軸を失うという危機的なタイミングもありましたが、スピード感のある決断でオンラインPPV(※2)事業を立ち上げさせていただき、ピンチをチャンスに変える経験もさせていただきました。
そして現在は、広告代理事業部も兼務させていただき、電子書籍、ゲーム部門を見させていただいたりと、業界が目まぐるしく変わる過程で、時代の変化に沿いながらキャリアが形成されていった形です。

ーーー上司の文さんから見た福田さんの活躍や強みについてお話いただけますか?

文:
中途入社かつ異業界からの転職ということで、文化や働き方など、適応するのにもっと時間がかかるかなと思っていたのですが、良い意味で予想を裏切るスピードで活躍の幅を広げてくれていて、見ていて非常に頼もしいです。

弊社グループの採用方針として「素直でいいやつ」とよく言いますが、まさに福田さんは根が素直で柔軟性があり、結果に拘って執着できるところが彼の強みだと感じています。
また、メンバーの育成やマネジメントに興味があったという話が本人からもありましたが、非常に面倒見が良く、自分以外の周囲を気にかける広い視野を持っているので、そのような部分が顧客に対しても安心感を与えると思いますし、部下も安心して任せられるというところで、入社から1年でマネージャーとしてチームを任せています。
さらには、そういった強みを活かして、「MiddleZ(ミドルズ)」を発足し、中途入社メンバーの活性化に向けて責任者としていろいろな活動をしてくれているので、チームのメンバーのみならず、会社全体の中途入社社員に良い影響を及ぼしていると思います。

ーーー今お話に上がった「MiddleZ(ミドルズ)」の取り組みについて、目的や具体的な内容を教えてください。

福田:
「MiddleZ(ミドルズ)」というのは、中途入社社員から会社全体を盛り上げていくための活動を幅広く行っている組織で、現在は二期目で私が責任者を務めています。
外部から見た際、サイバーエージェントグループは「新卒文化」が根強く、“勢いのある若手=プロパー社員”というイメージを持っている方が多い気がしていて、実際私自身も入社するまではそのような印象を抱いていました。
ですが、実際は中途入社社員の割合は年々増えてきており、CyberZに関しては気づけば半分以上が中途入社社員で構成される会社に変わってきています。CyberZだけでなくグループ全体でも56.9%(※3)が中途入社です。そのような会社の状況を考えたときに、中途入社社員の活躍や、即戦力化が重要な課題になってきていると感じました。
「MiddleZ(ミドルズ)」の取り組みでは、中途入社社員の活躍や即戦力化の促進、働きやすい環境づくりなどを目的とし、社員同士はもちろん役員陣との懇親の場を設けたり、入社後の育成制度の整備などをおこなっています。前期は入社した中途社員へのグッズ企画、制作なども行いました。

ーーー中途社員としてCyberZに入社してから、仕事に向き合う上で福田さん自身が心がけていることは何かありますか?

福田:
中途入社だからどうということは特にないのですが、前職との違いという意味では「コミュニケーションの取り方」は凄く意識しています。
前職では、ほぼ100%お客様との打ち合わせは対面ですし、社内MTGも対面がほとんどでした。一方で、今は当たり前のように、クライアントとも社内の方々ともオンラインでコミュニケーションを取ることが多いです。テキストコミュニケーションは、効率化が出来る反面、ニュアンスが変に伝わってしまうこともあるので、伝え方に注意が必要だと考えています。
なので、当たり前のことではありますが、伝える相手やタイミングを考えて、「ここは直接話すべき」と感じるときには直接席に行って話したり、それがクライアントであれば電話をしたり、打ち合わせを設定するようにしています。時にはいわゆる“飲み二ケーション”と言うのかもしれませんが、一緒に食事をしたり、飲みに行ったり、仕事以外の時間を共に過ごすことで信頼関係を構築することは大事だと思いますし、意識しています。

ーーー文さんは幅広い領域を見られている中で、管轄内に中途入社の方もたくさんいらっしゃると思いますが、中途入社で活躍されている方の特徴や、強みと感じる点があれば教えてください。

文:
成果に対して貪欲に執着できる人はどこの業界にいても強いなと感じますね。また、私自身の経歴の中でもお話したように、CyberZは時代や業界の変化に応じて、恐れずに挑戦を続ける会社です。挑戦には変化が付きものなので、今までやってきたことと全く違う新しい領域に挑んでいくようなシーンも多々あると思います。そういった変化を楽しむことができ、柔軟に変化していける人材はとても強いですし、新卒・中途関係なくCyberZにはそういう人がたくさんいると思います。
あとは、時には周囲の意見を聞いたり、協力を仰いだりと、周りを巻き込みながら仕事を行う推進力も重要だなと感じます。

ーーー他の会社も経験してるからこそ感じるCyberZの特徴やカルチャーなどがあれば教えてください。

福田:
前職と比較すると圧倒的に平均年齢が若い(※4)です。その分、若いうちから重要なプロジェクトの責任者や重要な役職に抜擢してもらったり、大きい規模の仕事を任せてもらえたりと、年次に関係なく挑戦を応援する文化がありますし、新卒・中途、年齢に関係なく平等にチャンスがあるというのが特徴であり、いいところだと思っています。役員との距離感も良い意味ですごく近いですし、話しやすい雰囲気や意見を言いやすい環境があるので、若手であっても言われたことをこなすだけでなく自分の考えをしっかり持って動ける人が多い会社だというのも感じています。

ーーーお二人ともお話を聞かせていただきありがとうございました。

(※1)先送り撲滅会議とは…経営課題を先送りにせず、社員自ら考えて提案し、実行プランまでその場で決める重要な経営会議です。これまでに、海外支社設立やサービスの立ち上げ、新規事業案など、多くの提案が決議されています。
(※2)PPVとは…ペイパービューの略。有料オンラインライブを購入、視聴することができる仕組みのこと。コロナ禍でイベントに足を運ぶことが出来なくても、自宅で観戦ができるように。
(※3)参考データ…データで見るサイバーエージェント https://www.cyberagent.co.jp/sustainability/cadata/
(※4)CyberZの平均年齢…31.2歳(2024年7月末時点)

■CyberZでは一緒に働くメンバーを募集中!
現在CyberZでは現在、広告代理事業を中心に、一緒に働くメンバーを募集しています!ご興味がある方はぜひお気軽にお問合せください。

募集要項はこちら
https://hrmos.co/pages/cyberagent-group/jobs?category=1956331747762868224

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