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【INTERVIEW】COO×アカウントエグゼクティブ プロフェッショナル職が一同に会した「Professional Class Summit」の開催背景と会社の成長を語る

2024年6月にCyberZでは初の試みとなる「Professional Class Summit」が開催されました。「Professional Class Summit」とは、CyberZのP職(プロフェッショナル職)メンバーの一部が集い、スキルアップやメンバー間の交流を目的とした会議で、CyberZ COOの市川さんや、P職を代表する社員からのプレゼンテーション、P職メンバーによる座談会などがおこなわれました。

本記事では、「Professional Class Summit」の開催背景や、「P職」の役割とやりがい、会社の成長などについて、CyberZ COO 市川さんと、アカウントエグゼクティブとしてP職メンバーの育成にも携わる安藤さんにお話を伺います。

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■登場社員プロフィール

CyberZ 執行役員/COO 市川 陽
2008年にサイバーエージェント入社、インターネット広告事業本部配属。2009年に株式会社CyberZへ出向し、2012年にはスマートデバイスアドテクノロジー事業管轄取締役に就任。2016年スマートフォン広告代理事業管轄取締役就任を経て、2019年常務取締役へ就任。現在は執行役員とCOOとして同社全体を率いる。


CyberZ 広告代理事業部 アカウントエグゼクティブ 安藤 武
2012年にCyberZに中途入社。広告代理事業部にてメディアコンサルを担当したのち営業へ移動。大型ゲームクライアントを中心に担当し、2015年にはサイバーエージェントの全社表彰でベストスタッフ賞を受賞。
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Q1
まずはじめに、CyberZにおける「P職」とはどのような役割でしょうか?今回初開催となった「Professional Class Summit」の実施背景や目的と併せて教えてください。

市川:
CyberZでのキャリアは大きく分けて「G職(マネジメント職)」「P職(プロフェッショナル職)」があり、ベースとなるスキルを身に着けた後は、自分で好きなキャリアを選択することができるようになっています。今回お話の中心となる「P職」というのは、各分野における知識や技術、専門性を兼ね備え、事業の成長にコミットする役割を担います。

そんなP職のメンバーを集めて実施したのが「Professional Class Summit」で、実施背景は大きく2つあります。1つ目は、P職メンバーの育成を会社としてサポートし、成長を促すという背景です。プロフェッショナルとしてスキルアップに励むP職メンバーは、G職のマネジメントメンバーと比較すると、経営に関わる話をしたり、チームや会社全体を見渡した議論をしたりする場が限られていることもあり、自分の成長が会社の成長に直結しているという意識がどうしても薄れてしまう場面があると感じていたので、そこを改めて意識してもらえるように会社としてサポートしたいというのが狙いの1つです。
2つ目は、P職メンバー同士での情報交換やノウハウの共有をより強化したいという背景です。能力的なものと、能力を磨くためのマインド的なものと、両方の側面においていろいろなスキルや視点を持っているメンバーがたくさんいるので、業種や職種を飛び越えてそのあたりを共有できると更に強い組織になるだろうという考えから、このような会を実施しました。

Q2
「Professional Class Summit」の具体的な内容について教えてください。

安藤:
CyberZのP職が一堂に会し、半期の活躍に対する表彰や上位職メンバーによるプレゼンテーションを主な内容としました。
まず始めに市川さんより本会議の趣旨をお話頂き、そのあと私ともう1人の上位職メンバーそれぞれより、「トッププレイヤーの仕事への拘り」というテーマでプレゼンをさせていただきました。
P職は基本的に、自分がどうレベルアップするかということや、会社やお客様の事業、ひいては市場全体にどんな風に貢献していくか、ということを考えながら自分自身と向き合う職種です。そこで1番大切になってくるのが「マインド」だと私は考えていて、スキルアップをするためにどうマインドセットをするかという点を、自身を例にあげながらお話をさせていただきました。その他にもカジュアルな雰囲気での座談会も実施して、メンバー間の交流という点でもいい場となったと思っています。

Q3
安藤さんがCyberZで「P職」の道を選択したのはどのような背景からでしょうか?これまでの経歴と併せて教えてください。

安藤:
私がP職を選択したのは、まずシンプルに性に合っていると感じたからというのが一番大きい理由です。私は経歴として飲食店の店長、アドネットワークの媒体社と、現職に就くまでに2社を経験しています。そのどちらも、現場で考えられる限りのパフォーマンスを発揮した結果としてチャンスが生まれ、それを掴むことでステップアップしてきました。そういった成功体験から現場を突き詰めることが自分の人生における勝ちパターンだと考えております。それをCyberZ内でも再現していくには、現場最前線で戦えるP職は一番都合が良いということで選択をしております。

Q4
安藤さんが考える「P職」として働く上での“あり方”を教えてください。また、ご自身がそうであるために意識していることや、日々取り組んでいることはありますか?

安藤:
まず前提として、アカウントエグゼクティブという最上位の職位をいただいているので、「業界において最強人材であること」を意識して働いています。
そのうえで、P職として仕事をする上では、結果以上にそこに至るまでの過程やアウトプットのクオリティの向上に向き合うようにしていて、具体的には、

①自分で納得する仕事をすること
②同じような仕事を繰り返しても前の自分のクオリティを超えること
③ “守備範囲外”を作らないこと

この3つを普段から意識しています。

特に③に注力をしていて、仕事に関わることならなんでもレベル高くできるように努めています。営業なのでクライアントワークはもちろんですが、運用の数字周りやロジック、MMPなどの計測環境関連、クリエイティブの考え方やデザイン、プロモーション企画、コンペの戦略立案など、マーケティングに必要なスキルを全て守備範囲内とするようにしています。CyberZにはそれぞれもちろん担当のチームあるのですが、そこへ全て任せるのではなく、あえて全部自分事化し、必要なスキルを全て高いレベルで身につけるように意識しています。単純に負けず嫌いなこともあって、どの分野でも負けたくはないというのはあるのですが、究極のゼネラリスト=最強人材と考えているのでそうなりたいと思っています。各分野にベンチマークする人がいて、常に彼らを打倒してやろうという気持ちでやっています(笑)

あとは、当たり前過ぎるお話ですがSNSなどで界隈の情報をこまめにチェックして社内へ共有したり、話題になっているエンタメにはなるべくすべて触れるようにしたり、知らないことやついていけない話題が無い状態というのも意識しています。

Q5
市川さんから見て、「P職」としての安藤さんは会社にとってどんな存在でしょうか?

市川:
勝手に最強であってくれるのでとてもありがたい存在ですね(笑)
勝手にというのは周りからはそう見えるという話であって、実際は本人が自分を磨き続けてくれているということだと思うのですが…。私もこれまでいろいろな管轄の責任者をやってきたので、いろんな角度から安藤と一緒に仕事をする機会がありましたが、全ての領域をちゃんとキャッチアップしてるんですよね。
営業として必要な要素というものを全部自分で考えて行動していて、何も言わなくてもその全てにおいて高いレベルに到達しているというのが、安藤が最強である所以だと思います。

さらには、習得してきた知識やスキルを活かして、お客さんと一緒に最先端のことをやってくれるので、それは会社にとっても大きな財産であり武器になると思っています。そうやって築いてくれたものを、今度は会社として研鑽してより良いものにしていくことで、広告代理店としての提案の幅も広がっていくと思います。

Q6
今回開催となった「Professional Class Summit」も含め、CyberZでは社員育成のためのさまざまなプログラムがこれまでも実施されてきたと思います。組織体制の強化や人材育成に惜しみなく注力し続けるのはどのような考えからでしょうか?

市川:
CyberZはカルチャーファーストな会社なので、「こういうことやりたいから集まろう」というよりは「集まったみんなでこういうことやろう」という感覚を持っている人が多いと思っています。

そういった環境では特に、人が成長していかないと当然事業も伸びていかないので、採用や社員の育成にかける時間や手間を惜しんでしまったら会社自体の成長も止まるという意識を持って、様々な施策や取り組みをおこなっています。

CyberZは創業当時より、市場の変化に合わせていろいろなことに挑戦し続けてきましたが、スマートフォン市場への参入をはじめ、ゲーム配信プラットフォームの構築や、国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」の立ち上げなど、その全てにおいて当時は誰もやったことのない新しい領域への挑戦でした。そんな中でも事業を成長させ、市場を牽引する一端を担ってこられたのは、向き合う社員たちが学び続け、成長し続けてきたからに他ならないと思っていますし、そういう社員がたくさんいるのが会社としての強みでもあると思っているので、これからも社員の成長には本気で向き合いたいと思っています。

■「Professional Class Summit」当日の様子


市川さん、安藤さん、ありがとうございました!

■CyberZでは一緒に働くメンバーを募集中!
現在CyberZでは、広告代理事業、イベント事業を中心に、一緒に働くメンバーを募集しています。ご興味がある方はぜひお気軽にお問合せください。
募集要項はこちら
https://hrmos.co/pages/cyberagent-group/jobs?category=1956331747762868224

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