シェア

【IP事業本部/eStream】総視聴数80万越え!全部署横断のオンラインライブプロジェクトを成功へと導いた新卒ディレクターに、内定者がインタビュー!

「事業と人を知る」という目的で、内定者アルバイトが社員にインタビューする企画を開始しました!
第一回目は、内定者Mariさんが、eStreamではたらく稲葉さんにインタビューを行いました!

■プロフィール
株式会社eStream ディレクター 稲葉 晟菜

2020年4月にサイバーエージェント入社。同年、CyberZの関連子会社であり、フィギュアブランド「SHIBUYA SCRAMBLE FIGURE」を始めとした、グッズ事業などを手掛ける株式会社eStreamへ出向。 ディレクターとして、人気IPコンテンツを使ったエンターテインメントスナック菓子のコンビニエンスストアへの流通販売事業展開や、アニメコンテンツを中心としたフィギュア開発と販売流通に従事。更に、昨今のコロナ情勢において音楽ライブ等のエンタメ事業全体が大きな打撃を受ける中、某有名アーティストのオンラインライブを成功に導き、2020年10月サイバーエージェントグループ全社表彰「CyberAgent AWARDS 授賞式」にて「グッドスタート賞」を受賞。

様々な部署がある中で、CyberZ(およびeStream)を希望した理由を教えて下さい。

配属先の軸としては、「人と環境」を大事にしていました。

内定者時代にCyberZで二日間、「弟子入り」という配属前に業務体験ができるインターンシップに参加しました。その時に感じたのが、CyberZは「本当に、人が良い」ということでした。メンター・トレーナーではない社員も、本気で私の考えやキャリアビジョンに向き合ってくれたことが印象的で、率直に嬉しいし「このチームで働きたい」と心から思いました。

そしてインターンシップ最終日に「CyberZに行きたいです!」と公言してから、そのままぶれずにCyberZを第一志望で配属希望届を提出しました。

入社してから、ギャップや変化などありましたか?

入社前より入社した後のほうが一緒に働く人やチームの存在が大切になって、案件が大変だったり仕事がうまくいかずにつらいときでも、「この人たちの為に、案件を一緒に成功させたい」と思うようになりました。そこで改めて、入社前より一緒に働く人と環境が、思ったよりも大切だと感じました。

グッドスタート賞を頂いた時も、「お世話になった人たちに獲りましたと報告して恩返ししたい」という思いが芽生えました。本当に人に助けられた半年間だったと思います。

稲葉さんが所属するeStreamについて教えて下さい。

eStreamは、サイバーエージェントグループの中では珍しい、グッズ事業をおこなっている会社です。一年程前に「SHIBUYA SCRAMBLE FIGURE」というフィギュアブランドを設立して、現在は主にフィギュア事業に注力しています。また、オンラインくじ事業「eチャンス」というサービスも展開していたり、”IT×ものづくり”の事業展開をしている会社です。

スタートアップであるeStreamでのやりがいについて伺いたいです。

十数名の組織で人数は少ないですが、ビジネス職だけでなく、デザイナー・エンジニアの方もいて、やりたいことは基本的に社内で完結できる体制になっています。ザ・スタートアップな環境なので、裁量権がとても大きく、チームとしては営業サイドにいても、案件の責任者として全てを自分でディレクションしていくことができます。

例えば、「このような企画を実現したい」と思ったら、その企画を考え、版元へ提案。許諾がおりたら、工場と相談したり、提案からプロモーション・告知・マーケティングまで全てのフローを進める必要があります。基本的には、一連の流れを全て自分でできるので「裁量権の大きさ=やりがいにつながっている」ことが頑張れる理由かな、と思います。

「グッドスタート賞」受賞までの過程で様々な部署の方々と関わったと伺いました。特に大変だったことを教えて下さい。

今年はコロナウイルスの影響もあり、入社直後からオンライン環境で、一緒に仕事をするにあたって「はじめましてさん」ばかりだったことですね…!私はeStreamに所属していますが、eスポーツ事業「RAGE」メディア事業「OPENREC」、広告代理事業の方など、私だけでなくチームの皆さんもお互い「話したことはあるけど、仕事を一緒するのは初めて」という方が多く、最初のコミュニケーションが少し難しいと感じました。ただ、だからこそ、「ゼロからチームで創り上げていく」ということができたと思います。
元々、私自身は入社当初から「グッドスタート賞をとりたい」と公言していたわけではなかったのですが、チームで一つの大きな案件に向き合い、「これを絶対に成功させたい、ファンの方に楽しんでもらいたい」という想いで全力で突き進んだ結果、賞を頂けたと思います。その中で、全力でチームの皆さんがサポートしてくれて、支えてくれている人たちの為にも本気で全力で取り組めて良かったなと思っています。


今回のグッドスタート賞は有名アーティスト「ゆず」さんのプロジェクト (※1)が特に大きな決定ポイントだったとお聞きしているのですが、進めていくにあたって気を付けたことは何ですか?

とにかく「オンラインライブだからこそ」を考えました。
プロジェクトの構想自体が走り始めたのは5, 6月だったのですが、当時まだオンラインライブが世の中で浸透していませんでした。つまり、「正解がなかった」んですね。どうすればファンの方に喜んでもらえるか、何が成功と言えるのかの基準がない状態です。自分自身も音楽ライブが好きでよく行っていたのですが、正直最初は「オフラインのライブには敵わない」と思っていました。けれど、アーティストに会えるという壁は越えられない中でも、”オンラインライブだからこそ”できることは何だろうと考え、企画内容を考えました。ここで思いついたのが「ピグパーティ(※2)」とのコラボでした。
例えば、コンサート前に好きな服とグッズを買ってオフラインライブに挑むなどの楽しみを、ピグパーティ内でアバターでできるようにしたり、ピグパーティ内のオリジナルグッズとしてタオルやTシャツやタンバリンなどを作ったりしました。ライブまでの楽しみ方に加えてライブ当日の共演も実現し、ファンと一緒にライブを作っていく感覚でした。
また、拡張現実(AR)技術を使い、ファンがステージに登場できるようにして、ゆずのお二人に名前を呼んでもらったり、チャットで盛り上がったり、ピグパーティ内のエリアで写真を撮ったり会話したりと、オフラインではできない「共演」の演出をしてオンラインライブだからこそできるライブに仕上がりました。

最後に、サイバーエージェントグループで働きたいと思っている後輩や、これから働く予定の内定者に向けてのメッセージをお願いします!

正直、私自身は1年後、3年後、5年後こうなりたい、という明確な目標はありません。入社前はわからないことだらけだし、やりたいことをやったり、与えてもらったことをとにかくやる。先のことはわからないから後のことは後で考える、特に一年目はそれでも良いと思います。「自分らしく働ける場所」を見つけて、「自分を大切にしてほしい」と思います。内定者の皆さんは部署選びでも迷うと思いますが、そもそもどの部署でも事業内容は魅力的ですし、人の面でもやはり”いい人”が多いと思います。
自分自身が4月から入社した時に、「ここだったら、この人とだったら楽しくイキイキ働けるだろう」と思えるところを見つけてほしいなと思います。仕事内容面も大事ですが、私も入社する前はオンラインライブの案件に携わらせて頂けるとは思っていなかったし、コロナウイルスによる環境の変化なんて予想できませんでした。市場の流れが速いので、何をやるかというよりも「誰とやるか」というのはとても重要な観点だなと思います。
ただ、私の大きなビジョンとしてずっと言っていることはあります。それは「人々を幸せにするきっかけを作りたい」ということです。自分らしく働くことを大切にしているし、今後もずっと続けていきたいと思っています。同期も沢山いますし、切磋琢磨するのは大切ですが、変にライバル視しすぎるのは、視野が狭くなるので、自分の中には常に自分の中での軸がぶれないようにしています。

そして、是非やってほしいことは「色んな社員の人と会うこと」です!私も内定者バイト期間中は、ランチは毎回自ら設定してお願いしていました。これは内定者だからこそできる特権だと思います(笑)

私の場合は、一回ランチに行った方に「私はこういうことをしたい、こういうことに興味がある」ということを伝え、他部署の方を紹介してもらってリレー形式でランチに行っていました。そうすることで結果全く違う部署の方と繋がれたし、色んな方に話しを聞かせてもらったからこそ、部署選びでも揺らがなかったと思います。是非色んな方と会ってください!

編集後記)2021年度内定者:Mari
今回、稲葉さんにインタビューさせて頂き、私自身のモチベーションも、より高くなりました。
稲葉さんが「もし過去に戻って、もう一回同じ道に戻ったとしても、同じ道を選べるような選択をする」という言葉をおっしゃっていて、とても印象に残りました。

新卒一年目としての働き方や女性としての働き方、そしてビジョンをお聞きし、私もこんなに生き生きとした働き方をしたいと純粋に感じました。私も、”仕事にも、会社にも、そして自分自身にも誇りを持った女性”になりたいと思っています。

そんなロールモデルとも言える社員の方がCyberZには沢山いらっしゃって、毎日が刺激ですし、「こんな女性に、こんな先輩になりたい」と思うことができる環境がとても素敵だと感じています。内定者期間である今、自分自身と見つめ合える時間が沢山あります。今しか出来ないことを全力でやり遂げ、最終的に自分らしい選択をしたいと思います!

※1)

総視聴数80万越え!「ゆず」キャリア初の5週連続オンラインツアー完遂!『夏色』以外かぶりなし!驚異の59曲を「SUPERLIVE by OPENREC」にて披露
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000738.000006792.html

※2)

「ピグパーティ」サービス概要
タイトル:ピグパーティ
ジャンル:アバターコミュニティ
配信:App Store、Google Play
利用料金:基本プレイ無料 ※一部有料コンテンツがあります。
提供開始:App Store /2015年8月18日(火) Google Play/ 2015年3月24日(火)
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id966099615
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.cyberagent.miami

PAGETOP