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【CyberZ開発本部/SREエンジニア】入社3年目で『CA BASE AWARD 2021』にてベストプロフェッショナルエンジニア賞を受賞!サービスの守護神とも言われる彼の今後の展望とは

『CA BASE AWARD 2021』でエンジニア賞を受賞した開発本部SREチームに所属する藤井 貴大 (ふじい たかひろ)さんに、今後の展望などについてお話を伺いました。
Profile
藤井 貴大

2019年新卒入社、CyberZ配属。OPENREC.tv事業部にてサーバーサイドエンジニアとして従事した後、SREチームに異動。
現在はSREチームの活動を広げ、「OPENREC.tv」以外の組織内の開発にもSREとして関わり始めるように。
好きなAWSのサービスはAmazon DynamoDB。

───1年目、2年目はどのような働き方をされていましたか
藤井:もともとユーザーがコンテンツを提供するサービスに興味があったことから、OPENREC.tvの開発に携わるようになりました。入社後は半年ほどはサーバーサイドエンジニアとしてシステムアーキテクチャの刷新などに従事していましたが、SREチームの業務の進め方などが自分に合っていたこともあり2年目以降も継続してSREチームに所属しています。現在はEKSの運用やマイクロサービス開発などを行なっています。

───サイバーエージェントグループの2021年を代表するエンジニア、クリエイター、プロジェクト、プロダクトを発表する、技術者による技術者のための表彰イベント『CA BASE AWARD 2021』ではベストプロフェッショナルエンジニア賞を受賞されていましたが、受賞に繋がった要因はどのような点だとご自身で考えられていますか
藤井:大きな何かを達成したからそれが評価されて受賞に繋がったのではなく、細かいものを着実に積み重ねていったことと、普段から仕事をサポートしてくださっているOPENREC.tvのチームの皆さんのおかげだと思っています。自分はSREチームで運用をメインに業務を行なっていますが、UI/UXの議論の場で積極的に発言をしたり、メンバーのSlackの投稿にアドバイスをしたりなど、他のチームの開発メンバーとも多く関わるように意識をしています。他の開発メンバーと関わりを持つような行動を普段からしていたことで、自分の働きについて周りのメンバーが認知してくださるきっかけになったのかなと考えています。また、普段から任された仕事の解像度を上げ、精度にこだわって一つ一つこなしていたことも要因の一つなのではないかと思います。


───3年目でサービスの守護神と言われるほどの信頼を得られていますが、普段の業務で意識していることは何でしょうか?
藤井:思慮深く行動する、ということを意識しています。例えば、この日にこういう負荷がありそうだ、ということを見積もる際に、過去のデータに基づいて、他の人が正確に判断しやすいようにエビデンスを提示するなど、丁寧に仕事をこなすようにしています。細かいことですが、こういったことの積み重ねによって、この人になら任せても良いだろう、というような信頼を得ることができたのではないかと思っています。

───藤井さんが考える今の自分の課題があれば教えてください。
藤井:OPENREC.tv開発チーム内での自分自身の活動や実績が、CyberZ内、CyberAgent内そして社外のエンジニアからは知名度が低いことです。2年目ごろから自分自身の仕事がチーム内では評価されているという実感を得ていましたが、業界全体で見ると自分のSREエンジニアとしての認知度、評価はまだまだだと感じています。今回の受賞で社内において自分の存在自体は認知していただけたかもしれませんが、まだまだ他の人の目に触れる機会は少ないので、そこが課題かなと思います。

───藤井さんの今後の目標・展望を教えてください。
藤井:今はOPENREC.tvの開発にメインで携わっていますが、CyberZはそれ以外の事業も行なっているので、OPENREC.tvのSREチームで得た知見や知識を生かしてSREの活動をCyberZ全体、さらにはCyberAgent全体に広げて事業貢献をして行くことが目標です。その達成のためには、まずはCyberAgent内外でSREエンジニアとして認知されることが重要だと考えているので、今後は登壇や勉強会の開催などを積極的に行なっていきたいと考えています。

───最後に若手の社員に向けてメッセージをお願いいたします。
藤井:今回自分はベストプロフェッショナルエンジニア賞を受賞をすることができましたが、なかなか評価をされず悩んでいる人も多いかと思います。何事も愚直にやる、ということも大事ですが、今やっていることがどのように事業貢献に繋がるか、という軸で物事を捉え直してみると良いかもしれません。

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