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記憶に残る熱狂を創る。 イベントプロデューサーが語る「イベントの裏側と飽くなき挑戦」

国内最大級のeスポーツエンターテインメント「RAGE」をはじめ、数々の大型興行を手掛けるCyberZ。その最前線で指揮を執るのが、イベント事業部イベントプロデュース局の局長を務める菅原さんです。
今回は菅原さんへのインタビューを通じて、イベントプロデューサーという仕事の真の役割、熱狂を生み出す裏側、そしてサイバーエージェントグループだからこそ実現できる強みと挑戦できる環境について迫ります。

■プロフィール

菅原さん
株式会社CyberE プロデュース局 局長
2019年3月に株式会社CyberZに中途入社、株式会社CyberEに配属。
2022年10月に営業局のマネージャーに昇格。
CyberZ社内にて複数の賞を受賞し、2025年10月にプロデュース局の局長に昇格。

イベントを「事業」として牽引する。プロデューサーの広範な役割

── まずは、CyberZにおけるイベントプロデューサーの役割とミッションについて教えてください。
菅原:
CyberZにおけるイベントプロデューサーは、イベントの「事業責任者」です。興行そのものの計画から、予算の設計、IP(知的財産)ホルダーやパートナー企業との座組み作り、企画、制作スタッフのアサイン、そして当日の運営から配信まで、全ての責任を一気通貫で担当しています。
私たちのミッションは、1つ1つのイベントを単発で終わらせるのではなく、CyberAgentグループやCyberZの資産として、IPやブランドそのものの価値を中長期で育てていくことです。スケジュール通りに物事を進める「進行管理」とは役割が異なり、この興行を「なぜやるのか」、そして事業としてどう成立させるのかを突き詰めるのがプロデューサーの仕事です。

── プロデューサーの体制と、未経験からのキャリアパスについて教えてください。
菅原:
基本的には、1つのイベントに対してプロデューサーは1名体制です。ただ、未経験で入社した方がいきなり全ての責任を負うことはありません。まずはアシスタントプロデューサーという形で、宣伝やPPV(Pay-Per-View)などを担当し、経験を積んでいただきます。現場で少しずつノウハウを吸収しながら、プロデューサーへとステップアップしていける体制が整っています。

ファンの熱量に応える。「VSPO! SHOWDOWN」に見る熱狂の裏側

※「VSPO! SHOWDOWN 2026 powered by RAGE」とは
eスポーツ公式大会を開催するRAGEが、本気でeスポーツに向き合う次世代Virtual esports Project「ぶいすぽっ!」と企画する新しい形のイベント

── 直近の「VSPO! SHOWDOWN 2026 powered by RAGE」ですが、本イベントの企画にはどのような想いで臨まれましたか?
菅原:
このイベントは、2023年から開催していた「RAGE VALORANT」という興行がベースになっています。2024年に「RAGE VALORANT 2024 feat.VSPO!」として開催したことがきっかけとなり、昨年の両国国技館での開催を経て、今回は規模を拡大し、有明アリーナでの開催へと繋がりました。
ぶいすぽっ!様のファンの皆様は本当に熱量が高く、例年行われている本イベントにも高い期待を寄せていただいています。また、ぶいすぽっ!様の「ゲームに本気で取り組み、ゲーム、esportsという共通言語を通じて、挑戦や努力によって応援してくださる皆様に新しい一歩を踏み出すきっかけを届ける」という考え方が、RAGEの思想とも重なっていたからこそ実現している取組みです。
ファンの皆様が本気で熱狂し、「現地でしか見られない瞬間」を持ち帰れるようなイベントにしたいという強い思いで企画に臨みました。

── 有明アリーナという大舞台で、演出面で特にこだわったポイントは何ですか?
菅原:
一般のeスポーツのイベントをなぞるだけでは、ファンの熱量には応えられません。
タレントそれぞれの魅力や個性を、あの大きな会場でいかに届けるのかを徹底的にこだわりました。サッカーの試合中継と同じで、ゲーム画面のどのシーンを抜けば観客が最も沸くのか、緻密な計算が必要です。無料の配信、PPV、そして現地という3つの体験が同時進行する中で、どう見せ方を出し分けていくか。実況解説をどこで入れ、カメラワークや照明をどう連動させるか。
私たちがこれまで培ってきた、eスポーツをドラマチックに見せる技術やノウハウを、全て出し切るつもりで設計しました。

── 「競技としての熱狂」を生み出すために、企画やルールの設計ではどのような点を意識されたのでしょうか?
菅原:
対戦フォーマットやルールの設計には思考を凝らし、ライバルチームも含め、タレントの皆様が本番まで一生懸命練習された熱量や緊張感をしっかり体感してもらえるよう、公式のeスポーツ大会にも負けない競技性の高いルールや舞台演出を心がけました。シビアな難易度設計に、RAGEが「powered by RAGE」として第三者の立場で入る意義が活きてきます。出演者の皆様の間にRAGEが入り、公式ルールを定めることで、競技性と中立性がしっかりと担保されます。ファンの方々にも納得していただき、心から応援できる環境を作ることができたのは大きなポイントでした。

── eスポーツ初心者の方にも楽しんでもらうため、どのような工夫をされましたか?
菅原:
「League of Legends」や「VALORANT」においては、試合の前にこのゲームがどういうものかを3分間で解説するVTRを流しました。「何が起きたらスーパープレイなのか」「こういうシーンが出たら応援してね」という見どころを明確にすることで、初見の方であっても置いてけぼりになってしまわないように工夫しています。
また、タレントの皆様にご協力いただき、事前に「練習配信」を行っていただきました。本番の1週間ほど前から、どんな思いで練習し、時には上手くいかずに葛藤する姿もありのまま配信していただくことで、当日の「勝ち負けが生むドラマと熱狂」を引き出すことができたのではないかと思っています。


プロデューサーのやりがいとCyberAgentグループの強み

── プロデューサーとして、一番やりがいを感じる瞬間はいつですか?
菅原:
準備してきたものが本番で一気に形になっていく瞬間です。当日の朝、会場に入った時の張り詰めた空気感や期待感。そして本番でのファンの皆様の歓声、ものすごいスピードで流れていく配信のコメントを見た時の高揚感は、何度経験しても新鮮に感じますね。
そしてイベントが終わった後に、SNSやアンケートで「忘れられない1日になった」や「自分もゲームをダウンロードしました」という言葉をいただいた時は本当に嬉しいです。また、ゲーム会社の皆様から「プレイヤー層の拡大に繋がった」と感謝していただいた時には、イベントを通じてタイトルの成長に還元できたと感じられ、プロデューサーとして一番やりがいを感じる瞬間です。

── イベントを制作する上で、CyberAgentグループのリソースやシナジーが活きたと感じるエピソードはありますか?
菅原:
私たちの強みは、グループ内に様々な事業や部署があることです。例えば、社内に強力なゲームやアニメなどのIPを保有していることは大きな武器になります。そして、「ABEMA」というプラットフォームがあり、広告代理事業や宣伝本部等の各領域のプロフェッショナルと連携しながら、大きなビジネスを構築できます。
また、現場の制作チームの存在も欠かせません。イベントを作っていると、様々な壁にぶつかりパンクしそうになる時があります。そんな時、CyberZの子会社でありイベント事業に欠かせない存在である「CyberE」の制作チームのメンバーが「そこは私たちが形にしますから、心配せずに全体を引っ張って下さい」と背中を守ってくれます。単に言われたことだけをやるのではなく、同じゴールを見据えて「もっとこうした方がいいんじゃないか」と一緒に考えてくれる仲間がいるからこそ、質の高いイベントを提供し続けられると実感しています。

未経験からでも挑戦できる。「日本一プロデューサーが育つ組織」を目指して

── 菅原さんから見て、イベントプロデューサーに向いているのはどのような人でしょうか?
菅原:
大きく3つあります。 1つ目は、IPやファンの皆様に対するリスペクトがある人。 2つ目は、イベントを事業として捉えられる人。イベントプロデューサーは1つの興行の経営者と同じだと考えています。そのため、単なる制作進行にとどまらず、予算や原価、リクープライン(投資回収)の設計を行ったり、IPと中長期でどう向き合っていくかまでを考え抜く必要があります。 3つ目は、立場に関わらず周囲を巻き込んでいく力がある人です。何百人ものスタッフが関わる中では、時には厳しいことを言ってでも、プロジェクトをゴールに向かって引っ張っていける人が向いていると思います。

── 最後に、今後の目標と、新しい挑戦を考えている方へのメッセージをお願いします。
菅原:
今後の目標は、RAGEやCyberEが携わるイベントを日本発のエンタメブランドとしてよりクオリティの高い組織にし、海外でも通用するレベルのプロダクションにしていくことです。そして、私自身が未経験から任せてもらったように、プロデューサー局を「日本一プロデューサーが育つ組織」にしていきたいと思っています。
私自身、前職は広告営業をしており、未経験からこのポジションを任せてもらいました。他業界からの転職であっても、既存の当たり前を疑い、違う視点を持ち込んでくれる方は、会社にとって大きな刺激になるはずです。
世の中には「いつかやりたい」で終わってしまう仕事がたくさんあると思います。ですがCyberZは、年齢や社歴に関係なく、「やりたい」という意思を持つ人に最短距離でのチャンスがあり、その「いつか」を「今」に変えてくれる会社です。私自身、失敗もたくさん経験してきましたが、それでも見守り、真っ直ぐにバックアップしてくれる文化があります。
もちろん責任は重く、簡単な仕事ではありません。しかし、そのプレッシャーを乗り越えた先に見える景色には、圧倒的な感動があります。「自分の手がけた仕事で、誰かの記憶に残るものを作りたい」「大きなエンタメ事業に挑戦してみたい」と思っている方は、ぜひ思い切って飛び込んできてください。皆さんの挑戦をお待ちしています。

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■CyberZでは一緒に働くメンバーを募集中!
現在CyberZでは、広告代理事業、イベント事業を中心に、一緒に働くメンバーを募集しています。ご興味がある方はぜひお気軽にお問合せください。
募集要項はこちら
https://hrmos.co/pages/cyberagent-group/jobs?category=2189573827280887817

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