CyberZでは、若手から全社を盛り上げていくための活性化組織として、若手社員7人で構成された「Zippy(ジッピー)」という組織が立ち上がりました。本記事では、「Zippy」が立ち上がって以来、最初の取り組みとして8月末に実施された「ZIP会議」について、COOの市川さんと、「Zippy」のリーダーであり本会議の責任者を務めた矢吹さんにお話伺いながら、当日の様子をお届けいたします。
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■登場社員プロフィール
CyberZ 執行役員/COO 市川 陽
2008年にサイバーエージェント入社、インターネット広告事業本部配属。2009年に株式会社CyberZへ出向し、2012年にはスマートデバイスアドテクノロジー事業管轄取締役に就任。2016年スマートフォン広告代理事業管轄取締役就任を経て、2019年常務取締役へ就任。現在はCOO(最高執行責任者)として同社全体を率いる。
CyberZ 広告代理事業部 パフォーマンス戦略本部 マネージャー 矢吹 泰成
2022年にサイバーエージェントに新卒入社。同年にCyberZに配属となり、パフォーマンス戦略本部にて広告コンサルティングに従事。若手から全社を盛り上げていくための活性化組織「Zippy」を立ち上げ、定性面でも組織に貢献する他、2024年8月にはマネージャーに昇格しチームを束ねる。
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ーーーまずはじめに、CyberZ内に立ち上がった「Zippy」という組織について、どのような組織なのか教えてください。
矢吹
「Zippy」は若手から全社を盛り上げていくことを目的に立ち上がった活性化組織で、入社3年目以下の社員7人で構成されています。CyberZには若手の活躍や挑戦を応援する文化が長く根付いており、そこに魅力を感じて入社しているメンバーも多いので、強い挑戦意欲や大きな志を持った若手メンバーがたくさんいます。そういった若手のエネルギーをぶつけられる場をつくること、更にはそれを全社に広めることで若手から会社を盛り上げていこうという目的で、このような活性化組織を立ち上げました。
ーーー先日開催された「ZIP会議」というのは、まさに今お話いただいたような若手のエネルギーをぶつけられる場となったのでしょうか?
矢吹
そうですね。「Zippy」が立ち上がって以来、初の若手社員を中心とした大型イベントだったのですが、非常にフレッシュでエネルギッシュな会になったと思います。
CyberZでは「先送り撲滅会議」というものが定期的に開催されています。「先送り撲滅会議」とは、経営課題の解決を「先送り」させないためにアイディアを出し合い、その場で「必ず決めて、実行する」意思決定の場です。参加者は基本的には管理職が中心ですが、それを若手だけで実行したいと考え「若手版先送り撲滅会議」として計画しました。
会議の内容としては、新卒入社4年目以下の若手社員とU29の中途社員で全6チームを構成し、CyberZの未来に繋がる新規事業案や課題解決案などをチーム毎に役員に提案するというもので、実際に決議された案は発案者が実行まで責任をもって動いていきます。各チームにマネージャー以上のメンター社員が1名つき、サポートします。チームが組まれてから当日を迎えるまでの約1ヶ月間は、各チーム毎に集まって1000億円企業を目指す上で必要なことや、現状の組織課題について本気で考え議論をしたり、メンター社員への壁打ちを繰り返すことでブラッシュアップを重ねたりと、どのチームも高い熱量を持って全力で考え抜いた期間になったのではないかと思います。
ーーー当日はメンターとしてボード陣も数人参加されており、市川さんご自身も各チームのテーブルを回られていたかと思います。どのような向き合い方をされていたのでしょうか?
市川
私やメンター社員が意見を言ってしまうと、若手社員からしたらどうしてもそれが正解のように聞こえてしまうので、あくまでも壁打ち役として参加していました。
例えば、若手社員が解決したいと感じる課題について、すでに解決に向けて動いているのか、または過去にどんな施策を展開したことがあるのか、その結果はどうだったのか、などということについては、若手社員は知らない部分も当然あると思っています。そういった背景情報を補ったり、案を実行に移す際の考え方やアプローチ手段についてフィードバックをしたり、というところをメンター社員には担ってもらいました。
私やメンターはあくまでもサポートする役割でしたが、若手の会社理解を促進するいい機会でもありますし、ここで的確なアドバイスができないと的外れな案が上がってきてしまうことにも繋がるので、メンター社員一人ひとりも時間を取ってしっかり向き合ってくれていました。
ーーー入社3年目の矢吹さん主導で企画が立ち上がり、参加者も全員若手社員という中で、8案が決議されたとのことですが、役員の市川さんから見て本会議はCyberZにどのような影響をもたらしたと感じますか?
市川
会社の規模が大きくなるにつれて、自分自身で何かに責任を持って決断をしていくという経験をする場が少なくなってきている中ではありますが、若手から自発的にこのような会議を企画してやり抜いてくれたのは非常によい動きだと思っています。
年次に関係なく自発的に動いていくという点はCyberZらしい取り組みですし、前述したような会社としての課題にもいい影響をもたらしてくれたと感じています。実際、この会議が終わってからも、自分で考えた案を私に当てに来る社員もいて、会社が持つ課題への認識や、これから自分たちが先陣を切って動いていかなければいけないんだという、いい意味での危機感が芽生えたように思います。
これから決議案を実行に移す中で、組織を動かす難しさにぶつかりながらも責任持って動いていくことが更なる成長の機会になるのではないかと感じています。このような若手を中心とした会議は、今後もブラッシュアップして実施していってもらいたいです。
ーーー最後に、今後「Zippy」ではどんなことに取り組んでいくのか、矢吹さんご自身の目標や目指す姿と併せて教えてください。
矢吹
今回のような若手を中心とした会議体や、若手と役員・ボード陣との交流の場などを、今後も「Zippy」主導で積極的につくっていき、若手のうちから会社の経営を自分事化して考えることが当たり前の状態を作れるように動いていきたいと思います。
また、私自身はCyberZにてマネージャーとしてチームを任せていただいたり、若手を中心とした組織活性化の責任者をやらせていただいたりと、大きな成長の機会をいただいてると感じています。まずは任せていただいた仕事に責任を持って取り組みながら、角度のある成長を続けていくことで、より大きい責任領域を任せてもらえるような人材にレベルアップしていきたいと考えています。将来的には、自分のチームに所属する全メンバーを最大限輝かせられるようなリーダーとなり、サイバーエージェントを牽引するような経営人材へと成長していきたいです。
■「ZIP会議」当日の様子
ーーー市川さん、矢吹さん、ありがとうございました!
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