株式会社CyberZ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山内 隆裕)は京都大学在籍の大学院生が立ち上げた学生ベンチャーである株式会社アヌビス・エンタテイメントとスマートフォン広告の配信実績を用いた調査結果をご報告いたします。
■背景
当社では国内初のスマートフォンに特化した広告代理店として、アドネットワーク広告やリスティング広告の運用から、効果測定ツールForceOperationX、クリエイティブの制作に至るまでスマートフォンに関わる独自のソリューションサービスを提供してまいりました。
2011年からのスマートフォン市場の急速な成長に伴い、スマートフォンに最適化されたWebサイトや広告を効果的に運用するため、ユーザー行動や検索特性を把握した最適化施策が今後より一層、重要になります。
そこでCyberZでは、広告効果測定ツールForceOperationXにて計測したスマートフォンサイトやスマートフォンアプリ内の広告から、企業のスマートフォンサイトやスマートフォンアプリへ流入した際の流入数、コンバージョン数などのデータを使用し、スマートフォンからのアプリダウンロードに関する傾向を分析することで、スマートフォンユーザーのアプリダウンロード特性を導き出す調査を実施いたしました。
■調査目的
本調査は、スマートフォンユーザーにおけるアプリダウンロードのきっかけとなった広告からの流入状況を検証し、そのデータを調査分析することで、スマートフォンユーザーの広告利用時間帯や曜日などの傾向を可視化することを目的として、実施いたしました。
本調査結果から導き出された傾向が、企業のマーケティング担当者のスマートフォン対策における広告出稿の最適化ロジックの基礎データとして活用されることを見込んでいます。
■調査内容
iPhone/Androidの各デバイスにおける時間別/曜日別のアプリダウンロード推移
■iPhoneにおける動向の調査結果
・ 想定していた通勤時間帯ではなく、就寝前と想定される22時?23時での利用が多い傾向にありました。
・ 12〜20時までは比較的一定の利用数があり、昼休みや帰宅時間による影響は見られませんでした。
・ 曜日別では日曜日の利用頻度が一番高く、金曜日が一番低い傾向にあります。
■Androidにおける動向の調査結果
・iPhoneと同様、就寝前と想定される22時〜23時での利用が多い結果となりました。
・iPhoneと比較して、日中12〜13時台の伸びが目立つ結果となりました。
・曜日別では水曜日の利用頻度が一番高く、金曜日・土曜日が低い傾向にあります。
■考察
1.マーケットの特性
AppStoreでは金曜日にアプリのリリースが多く、週末にランキングが大きく変動するため、ダウンロード数が伸びる傾向にあります。
2.通信の特性
iPhoneにおいては3G環境におけるアプリダウンロードの容量に制限があるため、通勤時や昼食時などの外出時におけるアプリダウンロード数が伸びにくい傾向にあります。
3.利用目的による特性
iPhoneにおいてはランキング上位にゲームアプリが多く週末などの『暇つぶし』に利用されることが多いのに対し、GooglePlay(旧AndroidMarket)のランキング上位はSNSやツールアプリなど日常的に使われるアプリのダウンロードが伸びる傾向にあります。
株式会社CyberZと株式会社アヌビス・エンタテイメントでは、これらのスマートフォン広告配信における実績を検証し、配信の最適化を行うことで広告効果の最大化を行ってまいります。
■ 会社概要
社名 株式会社CyberZ http://cyber-z.co.jp/
所在地 東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティ23階
設立 2009年4月1日
代表者 代表取締役社長 山内 隆裕
事業内容 スマートフォン広告事業
社名 株式会社アヌビス・エンタテイメント http://anubis-entertainment.com/
所在地 京都市左京区東丸太町17 番地ランブラス川端丸太町207
設立 2011 年8 月
代表者 代表取締役 森山豊
■本リリースに関するお問い合わせ
株式会社CyberZ 担当:市川
E-mail:info_fox@cyber-z.co.jp
tel:03-5459-6276fax:03-5428-2318