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スマホ広告向けソリューションツール「F.O.X」、ミドルウェア「Aerospike」を採用し、広告効果測定におけるデータ基盤を強化

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証マザーズ上場:証券コード 4751)の連結子会社である株式会社 CyberZ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山内隆裕)、のスマートフォン広告向けソリューションツール「Force Operation X」(以下、「F.O.X」)は、米Aerospike社(本社:カリフォルニア州、CEO:Joe Gottlieb)が提供するミドルウェア「Aerospike(エアロスパイク)」をデータ基盤に採用いたしました。

F.O.X」はスマートフォン向けプロモーション効果の把握・分析が可能なスマートフォン広告向けソリューションツールです。Facebook社の「Mobile Measurement Partners」やTwitter社の「マーケティングプラットフォームパートナー」に認定されるほか、iAdやGoogle、LINEなど国内外における主要メディアとの連携数は世界最大級を誇ります。広告主導入タイトル数は、2014年8月時点で3,000アプリを突破し、データベースに対するアクセスとデータ量は飛躍的に増加し続けております。

当社では、今後も増大が見込まれる負荷とデータ量に対し、安定したサービス提供を続けるため、信頼性の高いスケーラビリティを実現することができるデータ基盤の選定と検証を進めてまいりました。その結果、広告効果測定に求められる低レイテンシ(※1)・高スループット(※2)を実現できるほか、米AppNexus社、米BlueKai社をはじめ、オンライン広告システムの大規模データベースにおける稼働実 績が豊富である、「Aerospike」の導入にいたりました。

当社「F.O.X」は、「Aerospike」の導入により、従来の数百倍のアクセスに対しても安定したレスポンスを実現するほか、膨大なログの集約とより詳細な分析ニーズに応えることが可能となります。

当社は今後も、スマートフォンメディア連携社数の拡大および、インフラ強化・機能拡充を進め、企業のプロモーションにおける費用対効果を最大化させるソリューションを提供してまいります。


■ Aerospike社について   http://www.aerospike.com/
Aerospike(エアロスパイク:企業名・製品名)は、大規模な双方向型リアルタイムWebシステムやモバイル・サービスのためのインメモリNoSQLデータベース(※3)です。分散キャッシング(※4)、RTB(リアルタイムビッディング)、セッション管理、リアルタイム解析等、低レイテンシ・高スループットが要求されるアプリケーションに数多くの実績を有しています。フラッシュメモリ(SSD)(※5)をネイティブに利用することにより、99%以上の処理を1ミリ秒以下のレイテンシで、かつ、数台で百万TPSのスループットという高パフォーマンスに加えて、強力なACID整合性(※6)と高い信頼性(お客様サイトで4年間無停止の実績)を誇っています。

■ CyberZ社について   http://cyber-z.co.jp/
CyberZは、スマートフォンに特化した広告マーケティング会社として、サンフランシスコ支社をはじめ、アジア・US・EUなど全世界対応で広告主のマーケティング支援を展開しています。当社が提供するスマホ広告ソリューションツール「F.O.X」は、2011年2月に国内で初めてスマホアプリ向け広告効果計測を実現し、Facebook社の「Mobile Measurement Partners」に認定されるほか、iAdやGoogle、LINEなど国内外における主要メディアとの連携数は世界最大級を誇ります。広告主導入タイトル数は3,000アプリを突破し、多言語対応はじめ、各国・地域の特性に応じた機能のローカライズも実現しています。

※1 データ転送を要求してから、その結果が返送されるまでの遅延時間のこと。
※2 単位時間あたりの処理能力のこと。
※3 リレーショナルデータベース管理システム (RDBMS) 以外のデータベース管理システムを指す分類語のことを示し、固定されたスキーマに縛られない、スケーラビリティが確保しやすいなどの特徴があります。
※4 使用頻度の高いデータをメモリ内に保持しておくことで、ハードディスクにデータを置いた場合よりも処理を高速化すること。
※5 ソリッドステートドライブの略で、記憶装置として半導体素子メモリを用いた、ストレージとして扱うことのできるデバイス。
※6 原子性(atomicity)、一貫性(consistency)、独立性(isolation)、永続性(durability)のトランザクション処理の信頼性を保証するために求められる性質を表す英語の頭字語をとって作られた合成語。

■ 会社概要
社名  株式会社CyberZ
所在地  東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティ16階
設立  2009年4月1日
代表者  代表取締役社長 山内隆裕
事業内容  スマートフォン広告事業

■ 本リリースに関するお問い合わせ
株式会社CyberZ  広報担当:椛嶋(かばしま)
E-mail: press@cyber-z.co.jp Tel:03-5459-6276

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